4日目の詳細
加佐登
なんとまあピンとこない場所なんですが、行く理由は単純に、ヤマトタケルの神社です。なぜヤマトタケルが好きというと…、なんかね、その、言いづらいですが以前、理想な子とそっくりのソシャゲゲームキャラがいると話しましたね。一人は長瀬麻奈なんですが、もう一人は…
ちなみにそのゲームはFGOではありません。Fate全体はあまり好きではないので、そのソシャゲもやってません。
とまあ、こんな邪念だけ参拝するわけでもないですが、そもそもヤマトタケルは男ということはよく理解しています(女装してるしね)。ただ、上記の存在によりヤマトタケルがより一層思い入れ深いのは確かなんです。尤も、古事記を読む際でも魅力的なキャラですし、考察では複数の英雄による結合体、ヤマトタケルという設定は創作物の可能性が高いとされているが、いつの間にかヤマトタケルという存在が、どうしても頭から離れない存在となった。
加佐登に行くには、松阪からではちっと面倒なことになっている。なぜかというと加佐登は近鉄ではいけません、JRの関西本線のみアクセス可能です。松阪自体はJRで亀山まではいけますが、時間は合わなかった。結局、近鉄特急で津まで行って、そこからJR紀勢本線で亀山に行くことにした。もちろん津での乗り換えは素直では無理です。津まで着くと、東口に出てJR切符を買い、そこでJRを乗ること。行くときは時間がギリギリなので、5分しか余裕がなかったが間に合ってよかった…
と、そこに思わぬ出会いが、列車が通学電車となっている!!!!
98%の乗客が学生であった。開いた口が塞がらない僕がいる。
調べると一身田駅に高校があり、全員そこに通学する学生であった。なんともまあ、不思議な出会い。関東圏ではまずそんなことないのにね…。
よって一身田駅までは満員電車のような状態で、一身田以降はいつもの地方電車で誰も居ないである…。
しかも一身田駅は無人駅で、電車自体はワンマン運転だから車掌さんが学生の切符を一人ひとりをチェックし、そこで10分以上かかりました。なるほど、こういうことはまだあるよね…。
加佐登神社
ヤマトタケル終焉の地、とされている場所に、加佐登神社が鎮座しています。神社自体は駅からやや外れているが、徒歩でいける距離です、ただし徒歩する馬鹿を想定しない道となっており、行くには少々覚悟がいます。まあ、そんなの日本中よくあることですけどね…。
神社自体は他の神社と比べ、そこまで特徴的なことでもありませんが、ヤマトタケル(爺)の石像があります。まあちょっと動揺したことは否めないがこの石像は本でも書いてるので予想済みです。参拝するときはちょうど9時なので宮司さんと色々と挨拶することができ、色々と喋りました。親切と感じたことと、「ヤマトタケル」という奥底ではすでに特別な存在となっているからか、5000円の幟旗を奉納しました。飾るのは1年みたいですけど、正直、1年内また戻るのは微妙ですね…三重県は日帰りという距離ではありませんし…。ただ、気持ちを込めて…。
白鳥塚古墳
誰の古墳なのかはっきりと答える人は居ないだろうが、ヤマトタケルといえばヤマトタケルだろう。そんなものもう考察できるわけでもないし、信じるしかないのです。ただ、こんな場所の古墳にしてはきれいに整備されており、やはり愛されているな、と感じます。気持ちを込めて、古墳を一周回りました。
白鳥というのは、ヤマトタケル死後、白鳥と化した伝説が由来です。
亀山
関西本線は本線と言われるが本数はそんなに多くないのです。よって加佐登から亀山に戻るのは少し時間を要する。ただし、関西本線だけはICカード使えます。三重県のJRでSuica使えるのは、関西本線だけです。
実はここにも泊まろうかなと考えましたが断念したのは良かったのです。あまりにも寂しすぎるから…。
亀山城跡
多聞櫓以外はほとんど取り潰されて、城?と言われてもピンとこない場所です。だから僕からいうとアレなんですががっかりポイントですここ。
ただ、多聞櫓の隣の明治天皇亀山行在所遺構はなぜか変なうさぎ家族が展示されており、その奥ではINFORMATION ERRORみたいな時代に合わない映像まで用意されます。全く意味不明ですが、写真にしては面白かった。
ちなみにこの亀山城跡の御城印だが、本来は別の駅、関駅でしか買えません。そう、亀山駅に観光案内所などありません!!ただ、さすがにそんなアホな…と批判されたんだろう、商店街のしぼりやさんで購入可能です。店主さんは一人のおばあちゃんなのでぜひ応援しましょう。
遍照寺
まったく寄る予定ではなかったが、帰途でなんかありそうな、という雰囲気している寺さん。電車も少し余裕があり、少し寄りました。それほど広くありませんが、ちょうど本堂では鳥の芸術作品が展示されました。
御朱印は結構かわいい。
一身田
紀勢本線で先程学生たちが降りた場所に戻り、高校ではなく専修寺に参拝。
専修寺
伊達に駅でデカいポスターで寺を宣伝してなく、たぶん三重県で最も価値がある寺はこの専修寺である。如来堂は国宝、御影堂も国宝、通天橋はめちゃ雰囲気はあるがなぜか殺風景のエレベーターが置いておる(これはがっかり)。
国宝だらけなのに参観料は0、無料です。奈良県を経験したら想像もできませんね…。だからここはぜひ回りましょう。
ほかにも重要文化財やキレイな庭園があり、僕は仏教徒ではありませんが史跡めぐりとしてはここは宝でしかないです。
津
おそらく三重県でいちばん立派な場所。なぜならドトールがいる、駅前は結構きれいに見える…。東京都と比べると「えっ」と思う人はいるかもしれないけど、何日三重県ででウロウロすると、津を見て「ああっなんか都会に帰ってきた」感がすごいのですよ。
ちなみに津の史跡はかなり集中しているから全部徒歩で回れます。だからこそ予定よりはやく済ませたし、時間も計算しやすいです。そのあと温泉むすめを会うために朝津味に行ったのも、そういう理由。
津偕楽公園
史跡なのかこれ?と言われるとそうですね、看板もそう書いてますし、江戸時代で出来た公園でその頃の史跡です。とまあ、見どころはそんなに多くないと、桜や紅葉の時間ではありませんからね…、行った時期では誰もいませんよ…
まあ今年11月でも暑いからね、この日は半袖でしたし。もうちょっと寒ったら紅葉も見れるじゃないかな
塔世山 四天王寺
平安時代からの寺さんです。聖徳太子像や藤堂高虎像のイラストを所蔵し、本堂内は撮影OKという優しさです(やはり不敬ということで、寺に訪れる際、基本本堂の内部は撮影しないですが、まあOKと言われると撮りましたが)。
御朱印はそれなり力を入れている、なんなら毎月異なる聖徳太子の御朱印も用意し、12枚集めると特定もあるとか…
流石に毎月も三重県行けるほどの立場ではないですから無理です…
津観音
正式の名前は「恵日山観音寺」。地元では観音さんと親しまれているとか…。戦禍により本来の姿は消失したが、木造の聖観世音菩薩立像が安置されているとか。
五重塔は2001で出来たもので、史跡ではありません(笑)
西来寺
仏教のことはそこまで詳しくないが、これは相当に歴史がある寺さんです。何度も移転して最終的にこっちに再建されたが。
津城跡
織田信包の城だったが、関ヶ原の戦いで城が甚大な被害を受け、その後藤堂高虎が城を色々と修築したが、天守閣は再建されずそのままにした。その後廃城令で石垣のみ残され、今の姿となっている。
まあ、よくある城跡公園ですよ行ったときは虫のほうが多いが(苦笑)
隣に藤堂高虎を祭神としている高山神社が鎮座している。
結城神社
場所は津市内からやや離れているので、バスで行くほうが早いです。徒歩も可能ですが流石に足が痺れるのでやめました。
祭神は結城宗広、ごめん知らん(笑)。ただ、鎌倉倒幕に貢献し、南朝を味方する人だそうです。神社では後醍醐天皇が発した綸旨や北畠顕家との書状が多数収蔵されているが見せるものではありません…。
まあ、とりあえず南朝の神社と思えば良いのです。
時期さえ良ければ隣の庭園の梅はめちゃ綺麗ですが、11月は禿げてますから面白くないのです。もし来るとしたら2月辺りでいいでしょう。
朝津味
とても遠いとこにスーパー。そこに温泉むすめの祭壇とグッズが売ってる(しかもスーパーのど真ん中)。なぜスーパーで温泉むすめ?というのも奇妙ですが、SNSを調べるとここは確実に買えるから行きました。
とはいえ最寄のバス停でも徒歩10分なので、僻地オブ僻地です(そもそも徒歩で行くやつはいらんかと)。
温泉むすめのグッズはまあまあ豊富ですが、どうしてこんなところにスーパー立てるか、やはり地方都市のやり方は到底僕には理解できません。
津駅からではほぼ1時間なので、行くなら閉店時間を見て余裕を持つほうが良いでしょう…僕はダッシュにした…
飯
今回は津で飯を探りましたが、なかなか言いものがなかったので、千雅という定食屋さんでご飯を済ませた。地元のやすい定食屋と思います。800円のオムライスだが量は多分今回の旅では一番です。コスパ抜群の店です。ただし、夜は17時から18時まで。
続。。。次は多分最後です