奥津温泉
7月12日が湯原砂和(以下、サワチャ)生誕祭なので、かなり早い時期で7月湯原温泉に行くと決めた(ほぼ3月の頃、湯原でタキオンに直接、生誕祭は泊まり来るよと連絡したので、おそらく一番乗り)。しかし、せっかく岡山までは新幹線で3万円も使ったので、湯原だけ回るのは少々もったいないと思い、ついでにどこか回ろうと当時も考えました。湯原も湯郷も訪問済みなので、自然、思い浮かぶのは奥津であり、この機会で奥津も訪問してみよう、とほぼ即決であった。
ただ、3月が奥津を見送って湯郷のみ訪問すること、今まで何度岡山に行っても結局奥津だけスルーしたことに、勿論理由にはあった。この奥津温泉にはアクセスに難があり、コラボ地がばらつきで、一言でいうと交通機関のみではどうも厳しい。さらに、宿泊となると実は旅館の情報がとても少なく、湯原や湯郷と比べ圧倒的に候補が少ないのも問題でした。
奥津かがみちゃんはもちろん美作三湯の温泉むすめで一番人気だろう。しかし、今回訪問してみると、上記のことに加えて、みやま荘の女将(おばあちゃん)さんの愚痴を聞いてみると、どうもここが一番先が不透明なところなんですね。
そもそも12日のサワチャの生誕祭で、なぜ美彩ねえパネルが居たのに、かがみんパネルが居ないか?このことだけで全てを物語る。
みやま荘の女将さんによると、温泉むすめの仕掛け人がいなくなった(転勤?みたいです)。それで各所の動きがバラバラとなり、熱気がないわけではないが、やはり先のことをどうも見えないのが、今回訪問した印象。
考えてみると、湯原温泉だって、タキオン一人で頑張ったからサワチャは各所で現れて活気がついたけど、タキオンもしいなくなったらどうなるか…まさしく奥津温泉は現在、そのような若旦那役が不在なのが問題です。
どこに宿泊するか
さて、今回の旅館みやま荘に関しては、SNSでぽかさんがよくここに泊まる旅館と突き止めたので、奥津に行くと決めたらすぐ予約したのです。しかし公式サイトはただの業者さんの予約サイトであり、その業者さんも大手ではなく、予約後でも連絡がなかったので(そもそも長い間更新されてない模様で尚更)、とても心配でした。予約後1週間が経っても何の連絡もなかったので、勇気を出して旅館に電話しました。すると、おばあちゃんが出て、予約取ってるよ返事が忘れてすみません、かがみちゃんのパネルを用意するね?との優しい返答をいただいた。そこでひとまず安心しました。
ここは後で詳しく説明するが、みやま荘は老夫婦二人だけ経営していて、メインはおばあちゃんの方で、そのおばあちゃんがタキオンさんみたいなことをほぼ一人でやってるみたいな状況です。
計画の訪問ルート
旅館を確保したが、それまでの訪問ルートはどうするべきか、これが最大の問題。とりあえずGoogleマップで顕現地をマークし、バスの時刻表を見て、スケジュールをかなりの時間を考えました。新幹線でどんなに早くても、津山駅に着くのは12時程度なので、12時以降のバスの本数を考えると、どう見積もってもヤスダ茶香園か新免産業どちらか諦めるしかない。一応基地的な場所で、先日BBAちゃんがSNSでフォローしたことがあって、新免産業を決めました。
また、奥津温泉まで、駅からでは直通のバスはないので、津山駅の循環バスでその辺り(具体的に、この後でも言及した地元スーパー「PLANT-5」とその付近です)まで行って、温泉行きのコミュニティバスに乗り換えが必要です。新免産業(正確的に最寄のバス停)は位置的にそれがちょうど良かったから、まず14時の循環バスで新免産業、そのまま20分後のコミュニティバスで奥津湖、16時のコミュニティバスで旅館、とは最初の計画でした。
そう、元々かがみの近代美術館は訪問するつもりはなかった、時間的に厳しかったので…。
実際の訪問ルート
ただ、やはり津山駅で2時間も待たないといけないのは癪でした。そもそもなぜ14時のバスなのか、それは新幹線の到着時間が9時46分で、9時51分の津山行き高速に間に合うかどうかは怪しいからです。なので10時半の普通電車で計画しましたが、その10時半だと、到着は12時過ぎて、循環バスは14時まで待たないと一本もないのです。
ちなみに14時前のバス状況はどうだろうというと、12時ピッタリに1本あります、が、それを乗るには、9時51分の津山行き高速に間に合うのが必須条件であり、新幹線の遅延がまず許されないし、乗り換えは5分程度しかないので、岡山駅が大きくないとはいえ、荷物を背負ってるし新幹線ホームでは混雑だろうし、ダッシュしていかないと厳しい。不確定要素が多いから、自分の性格でもあるが、基本最悪の事態を想定することが多いので、14時循環バスで計画しました。
しかし、実際は運が良く9時51分の津山行き高速に間に合いました。ちょうど当日は岡山の在来線に遅延が有り、津山行きもそれに合わせて発着がすこし遅れたので、無事に乗れたのです。すると、津山は11時程度で到着しました。
タクシーで新免産業へ
すると大人しく12時のバスを待ったかというとそうでもなかった。12時であれ14時であれ、バスの時間を見ると、移動の時間を除いて新免産業の滞在時間はどれも10分程度しかないことに不安を覚えた。そもそも今まで訪問してなかった場所なので、本当に10分程度で回れるのか…?バスを乗り遅れると、あのへんは何も無いから、1-2時間を待たないといけないのはとても苦痛のことです。
それを考えて考えて、ちょうど駅前にタクシーがいることを目撃し、距離的にそんなに高くないだろうし、ゆっくり回れるという理由で、結局タクシーで行きました。
今からGoogleマップのタイムラインを振り返ると、実際は杞憂でしたが、それでも帰りの移動は予定よりは2、3分遅れたので、正解とも言えます。

なお、タクシー代は2800円です。d払いでもOKのタクシーなので、そこまで痛くなかった。
新免産業

ここは何かというと、地方のガス事業者の本社です。こんなところに何の用かとタクシードライバーさんはとても不思議な顔で、こちらに疑問を投げてきたんですが、仕方ないやんあんなところに温泉むすめがいるから…。

しかし残念なことに、BBAちゃんは不在でした。後でSNSで連絡が来ましたけど、BBAちゃんはサワチャ生誕祭の花を届くために当日は居ないとのことです。代わりに対応したのは別のお姉さんですが、丁寧に対応してくださった。

大量の奉納品と飾りに、グッズは缶バッジとリュックしかありません。実は一瞬、リュックを買おうとも考えましたが、どこ製なのかまず見当たらない。そして何より、たいていぽか活は今のバックパックを利用するから(理由はあのメガジャンボ寝そべり千夜が入ってるから、このサイズでないと無理です)。人間、背は一つしかなく、2個リュックを背負うなんて無理ですし、このリュックはそもそも出番がない。
6000円という高価なので、ただ飾りでは勿体なすぎるし、ここはやはり需要がある方に譲ろうと思って思い止まった。13分程度あれこれ撮影し、そのままお姉さんと分かれて、乗り換えのバス停を目指した。
奥津湖へ
次の目的地はみずの郷奥津湖・ビジターセンター、昔ではかがみちゃんの大本営はここでしたが、4月では改築されて閉業し、新しいビジターセンターに変更した。
ここと奥津温泉は、循環バスではなく、上齋原コミュニティバスを利用しないといけません。時刻上では循環バスからそのまま数分~十数分待てば大抵は乗れるが、必然でもない。
なお、わたしはGoogleマップのアドバイスに従って鏡野農協前を目指したが、あそこ何も無いし7、8月ではくそ暑いからやめてください。
そもそも上齋原コミュニティバスはたいていここのスーパー「PLANT-5」から発着する、そして「PLANT-5」は鏡野農協前からでも徒歩10分程度の距離なので、スーパーだから当然エアコンあるし買い物もできるから、ここに移動してください。わしは知らなかったし新免産業の訪問が早かったので、バスが来るまで50分もあるのだが、鏡野農協前で20分待って、どうもこのままでは埒が明かないと、それで調べてバスは「PLANT-5」から来ると判明したので、「PLANT-5」に移動した。鏡野農協前の20分は暑かったし何もなかったしガチ時間の無駄であった…。

なお、上齋原コミュニティバスは税金バスなので200円です(まにわくんと同じ…)
みずの郷奥津湖・ビジターセンター
Googleマップでは「一般社団法人鏡野観光局」に大量のかがみちゃんの写真がありましたが、もう全部なくなったので勘違いしないでください。

現状はリニューアルされて、かなりおしゃれな施設に変更した。一応かがみちゃんはいますが、奉納品は一新されて、訪問した際では数点しかそこに置いてなかった。まるで新規顕現地のようです。パネルも数体しかなかった。

ビジターセンターの隣ではレストランなので、ちょうど次のバスは1時間半後ということもあり、そこでランチをした。レストランにかがみちゃんのパネルは置いてあったが、グッズは特にありません。

それ以外では湖を見るだけなので、正直ここで1時間半はとてもコスパが悪い…。まあ、次もしまた奥津温泉に来るとしたらここは飛ばしてもいいとわかったので、一つ勉強ということで。

ビジターセンターには伊香保葉凪の缶バッジを奉納しました。
続く。