かりんちゃんの随心日誌

随筆、旅行の話、温泉むすめの話、香港の話、言いたい放題

孤独と自問自答の旅路

旅が好きな理由はなんだろうか。

温泉むすめ? 温泉? 自由? それとも、単純に逃げるためか。

色んな理由を考えましたが、一番腑に落ちるのは、やはり俗世から離れたいからかもしれない。

一時だけでもいい。東京という「仕事」で「複雑」な場所を離れて、静かな場所で自由自在に。
何もかも脱ぎ捨て、俗世の縛りから解き放たれ、誰にも束縛されないところで、

自分だけの世界を、本当の意味で精神が自由になれる時間を、それを追い求める。

よく考えると、自分はむかしからそんな性格だった。
俗世に興味がなく、静かに暮らしたい。

誰の邪魔もせず、誰にも邪魔されず、最低限の付き合いのみで、
あとは自分だけで頑張る、自分だけで奮闘する。

面倒くさい性格かもしれないが、逆に言えば、できるだけ誰とも関わりたくない性格であった。
だから知己は少ないのだろう。年齢=彼女いない歴なのも、それが本当の原因かもしれない。

誰にも頼りたくないから、ゆえに福沢諭吉の「独立自尊」に一番共感する。

ただ、学生時代にせよ社会人時代にせよ、香港にせよ日本にせよ、
そんな都合の良い場所はどこにもなかった。

そう、日本の地方都市、温泉地、田舎に行くまでは――。

確かに田舎では監視社会とも言われているが、
旅人であれば監視されても何もならないし、問われようが「旅行」で済む。
向こうもこっちには興味ないし、馴染みの店以外では、
自分という存在を誰も覚えてくれないし、関わろうともしない。

それで気づいた。
これこそ、自分自身が長年追い求めていた「理想郷」であり、
それは「旅」であったことを。

ゆえに、
今は毎週のように旅を渇求している。
とりわけ、最近は仕事やAIに振り回されるし、
ニュースを見ると相変わらず「悪」だけが微笑むという胸糞なことばかり。

だから旅には本だけ持っていった。
買ってきたノートパソコンは、結局一度も旅に連れていくことはなかった。
だって、あれを開くとまた俗世に連れ戻されるから。

むしろ可能ならば、スマホすら家に置いていきたかった。
でも、キャッシュレスはともかく、
Googleマップや天気情報、または交通などを調べるには、
スマホなしでは結構面倒だから、仕方なく持っていった。

すべては、俗世を離れるためであった。

香港はあまりにも狭すぎるから、
今の政治状況ではなくとも、あそこでは自分の欲求を一生満たせない。

だって、金はむかしから生活に足りるだけで満足するし、
女はとっくの昔に身の程をわきまえ、あきらめていた。

正直、自分は「生」に執着しないが、
だからといって無闇に「死」に急ぐ理由もない。

生きる意味はなんだろうか、と常に思っているが、
そもそも「オレ」はなんでこんなところにいるんだろう……。
なんで自分はここで、こんなところで……今こんなことを考えているんだろう。
毎回そこまで考えると、脳がなんか不思議な状態に登っていく。
きっと何かしらのホルモンを分泌したに違いない……。

まあ、おそらく、神様のいたずらであろう。
きっと「生きている」ことが、神が自分自身に与えた何かしらの「罰」なのかもしれない。

ほんと、なんで俺を生んだんだろうね……。
と、たまに親すら恨む。

どうせ俺が消えたとしても世界は変わらんだろうし、
そう思うと、やはり俗世を離れたくなる。

所詮、俺もただのマダオ(まるでダメなおっさん)でしかない。

煌びやか月岡温泉の旅 <駅メモ> Part.2

月岡温泉離脱

翌日、チェックアウト後は10:15発の新潟駅行きバスのバス停を目指しました。前日はバスが満員でしたし、便数もそれほど多くなかったうえ、昨日バスで来た人は大抵この便で帰るだろうと懸念し、かなり早い時間にバス停を目指しました。結果的に懸念通りでした。まあ、危機感を持つのも大事ですが、こういう場合は逆に、ほかの人の危機感のなさに助けられたとも言える。

離脱する前に、開店時間が9時ということで、SNSの知り合いがおすすめしていた「結城堂おだんごcafe」に少しの間お邪魔しました。15分程度でしたが、たぶん観光案内所の次に一番雑談を交わした場所だと思います。店主さんは本当に気さくなお兄さんで、とても話しやすい方でした。

これで月岡温泉を遺憾なく去ることができました。

さて、時間は11時。そのまま家に戻るにはまだ早いので、この機会に新潟県の駅メモ新駅を埋めるかと、事前に色々とスケジュールを考えました。10:15発の新潟駅行きバスに執着したのもこれが理由です。その後のバスはすべて新発田駅行きで、大幅にタイムロスを食らい、計画が破綻するからです。

最初はほかのぽか活も考えましたが、この月岡温泉に一番近い温泉むすめコラボ地は、もはや以前からよく行くあつみ温泉です。同じ県でも、ほかの子は大抵遠い。例えば最初は赤倉温泉を考えました。でも、どう作戦を練っても到着はほぼ16時か17時。となるとコラボ店はもう閉まっているし、帰るのも難しくなる。ゆえに追加ぽか活は最初から諦めました。

 

駅メモ作戦

ゆえに駅メモですが、まだ埋めていない新駅の中で、今回は越後線に目をつけました。柏崎まで行き、そこでループして戻り、新幹線で帰るという計画でしたが……やはり地方ではそううまくいかなかった。

問題は吉田駅↔柏崎駅の区間でした。この区間は圧倒的に本数が少なく、午後には回りやすい都合のよい便がない。あるいは、帰宅時間がめちゃくちゃ遅くなる。色々と奮闘した結果、吉田駅→柏崎駅は無理でしたが、逆方向なら15:27発の便がありました。そこで取ったルートは以下です。

12:21 - 13:23 越後線、新潟駅から吉田駅
13:32 - 13:51 弥彦線、吉田駅から東三条駅
13:56 - 14:23 信越本線、東三条駅から長岡駅
14:28 - 15:14 信越本線、長岡駅から柏崎駅
15:27 - 16:33 越後線、柏崎駅から吉田駅
16:40 - 16:51 弥彦線、吉田駅から燕三条駅

最後は燕三条駅から新幹線に乗って帰宅します。

ちょうど信越本線も柏崎までは埋めていなかったので、この計画を敢行しました。乗り換え時間には少し余裕があるものの、大幅な遅延は命取りという危険な作戦……。

 

長岡花火というインシデント

吉田駅までは良かった。そこで律儀に一旦改札を通り、弥彦線に乗って東三条駅を目指しましたが、異変に気づいた。

「あれ、なんか浴衣姿のカップルが多くね……?」

ふと色々と調べたら、「長岡花火」はまさかのこの日だった……。まったく興味がなかったので、これはとんでもない盲点でした。そう、ちょうど乗り換え地点の一つが、イベントの中心地である「長岡駅」です……。

弥彦線の吉田駅から東三条駅まではすでに混雑していましたが、信越本線の東三条駅から長岡駅までは、もはや東京の満員電車状態である。

「たったの花火イベントでここまで?」

正直、自分は開いた口が塞がらない。そして長岡駅での乗り換え時間は、たったの「5分」。全員ここで降りるので、完全に死闘であった……。

奮闘した結果、ギリギリ乗れましたが、そこで告げられたのは、長岡花火の影響による新幹線の遅延で、信越本線も遅れて出発するということ。これはまた嫌な予感がしました。なぜかというと、越後線に乗るまでの遅延の余裕は15分しかない。多いと思われるかもしれませんが、遅れている新幹線をどこまで待つかわからないので、ヒヤヒヤしました。結局、出発は8分遅れ……。幸い回復運転したようで、柏崎駅には2分遅れで到着しました。

ゆえに柏崎駅でも律儀に改札を通しました。もし遅延があまりに酷かったら、ごめんね、越後線の本数はマジで無理ですから、改札を通る余裕などあるはずもなく、そのまま吉田駅に戻るしかなかった。

そこから再び燕三条駅を目指し、新幹線に乗って戻りますが、長岡を目指す人は依然として多い。長岡行きの新幹線まであり、その自由席が寿司詰め状態になっているのは初めて見ました。

「こんな混雑っぷりじゃ、お前ら帰れんよ」

と、翌日の新聞を読んで案の定でした……。まあ、こちらとしては花火を楽しむほどの風流人ではないし、野郎一人で参加するイベントでもないので、そのまま東京に戻りました。

 

(了)

煌びやか月岡温泉の旅 <月岡来瑠碧> Part.1

手始めは新発田城

交通機関で月岡温泉を目指す場合、新発田駅発と新潟駅発、それぞれ2便しかありません。時間は若干ばらつきがあるものの、早い時間に月岡温泉へ入ってもやることはないので、まずは新発田城を目指しました。

なぜかというと、月岡来瑠碧ちゃんのグッズの一つ、それも個人的に一番欲しかった通常絵アクスタが、城の近くにある安兵衛茶屋で販売されているからです。確かに去年、あつみ温泉を初訪問した際に新発田城を訪れましたが、その頃にはそれらしい痕跡がなかったので、たぶんそれ以降に展開されたグッズだと思われます。

ただ、新発田城は駅からやや離れており、今回は曇りだったので良かったんだけど、去年、猛暑の中を往復した記憶はいまだに深刻なので、なるべくコミュニティバスで目指したい。そして、なるべく12:30に戻り、13:00新潟駅発のバスで月岡温泉を目指したいので、事前に色々とスケジュールとバトルした結果、かなり早い時間に新潟を目指すしかなかった。

理由としては、新潟駅↔新発田駅の電車の本数がそれほど多くないからです。

ズバリ、7:04東京発の上越新幹線に乗り、8:56に新潟着。その後、まず月岡温泉行きのバス停を視察し、バックパックをコインロッカーに預ける。そして、9:44の白新線で新発田駅を目指し、定刻通り10:17に新発田駅着。順調に10:22新発田駅発のあやめバス(コミュニティバス、100円)内回りに間に合いました。

もちろん万が一に備え、スケジュール上では10:40発のあやめバス内回りを想定していたが、順調すぎたので、逆に新発田駅で1時間待ちという結果に……。

10:22新発田駅発のあやめバスは新発田城まで行かないので、郵便局前で降り、そこから徒歩5分ぐらいで安兵衛茶屋を目指しました。

訪問時には6個しかなかった。あれが在庫のすべてなのかどうかはわからない。とりあえず1個を回収し、時間的に帰りのバスはしばらくないので、時間にも余裕がありすぎることから、のんびり徒歩で駅前に戻りました。

そして駅に戻ると11:00程度で、次の新潟行きの電車は11:54。ほぼ1時間、何もできなかった。

確かに観光すべきだったかもしれないが、あいにく去年、新発田はもうかなり遊び尽くしたので、結局素直に駅で待つことになった。

 

満員の月岡温泉行きのバス

帰りの電車は3分遅延しましたが、影響はなかった。新潟駅のコインロッカーからバックパックを回収し、そのままバス停を目指すと、長蛇の列が目の前に広がっていた。

ここは懸念通りか……!と個人的にちょっとまずいと思ったが、月岡来瑠碧ちゃんは観光案内所にしかいないので、最悪、次の便(15:30になるが)でも行けるし、そもそも他の選択肢はないので、とりあえず並んでみた。

土日で夏休みだからか、団体客が結構多かった。ただ、やはりカップル客がかなり目立ったと思います。

結局、ギリギリで13:00の便に乗れた。バスは通路の補助席まで客が詰め込まれ、ほぼ60人の満員状態となった。

アドバイスとしては、土日の新潟発は混雑するので、10:50の新発田発で行くか(今回はアクスタ回収のためできなかった)、早めに並ぶことです。

ほぼ1時間のバス旅を経て、ついに月岡温泉に着きました。

 

月岡温泉 情報館 ふらっと

パネル:◯ グッズ:× 祭壇:×

月岡温泉に到着後、手始めに観光案内所……ではなく、足湯を目指しました。

理由は、まずのんびりパネル撮影をしたかったから。観光案内所以外では、ここにサイン入りの通常絵パネルが設置されていました。思った通り、ほかの人は大抵、手前の「TSUKIOKA」フォトスポットに集中しており、休憩所はほぼ無人状態でした。

 

月岡温泉旅館協同組合 観光宿泊案内所

パネル:◯ グッズ:◯ 祭壇:◯

訪問直前、新グッズが訪問後に発売されるという残念な情報が入ってきたが、個人的にはそこまで執着していない。そもそも月岡来瑠碧ちゃんが気になるのは、実はあのSDうさぎのイラストだから、それさえ確保できればもう満足です。

むしろ、祭壇にサワチャが奉納されていないことに気付き、ややショックを受けた。だが、むしろこれこそサワチャ配るマンの仕事なので、サワチャの缶バッジを奉納しました。

温泉むすめ担当の方は女性でした。旅館には夕食が付いていないので、このあたりの情報も含めて色々と話しました。感覚としては、担当の方はそこまでお喋り好きではないようです。

 

コトリカフェ

月岡温泉でのぽか活はこれで完了したので、あとはのんびりするだけです。ただ、まだ何も食べていなかったので、色々と探した結果、観光案内所の近くにあるこのカフェでランチを食べることにした。

ナポリタンは結構なボリュームでした。

 

湯宿あかまつ

今回の宿泊先は、情報館 ふらっとの近くにある小さな旅館。基本は素泊まりか、簡単な朝食付きプランのみです。

客室はすべて2階にあり、見渡すと7室しかなく、かなりコンパクトな旅館ではある。スタッフも見た感じでは二人しかおらず、感覚的にはやはりゲストハウスに近い感じです。

だからこそ、この月岡温泉で1万円程度で泊まれるのでしょうね。

しかし、温泉はどうやら評判通り。日帰り入浴を利用する客がかなり多く、むしろ旅館よりも、商売としては日帰り入浴がメインという印象でした。そういうこともあって、入浴は日帰り入浴を利用できない時間帯である夜にした。

ほぼ貸し切り状態なので、果たして宿泊客はどこに行ったのか気になるが(ちなみに隣の客は中国語を喋っていた)、それはそれでのんびり温泉を楽しめた。エメラルドグリーンのpH7.7の温泉で、温度もちょうどよく、とても気持ちいい温泉でした。当日は色々と疲れていたので、なおさらこの温泉がめちゃくちゃ効きました。少なくとも30分以上、誰にも邪魔されず温泉で寛げて、快適でした。

なお、掛け流しとのことですが、加温あり、源泉固有の浮遊物を除去するためにろ過もしているらしい。となると、完全な源泉そのままの温泉は、おそらくここにはない……かもしれない。

強いて言えば、この旅館にはウォーターサーバーなどの設備がないので、湯上がりの水分補給は事前に自分で準備しないといけない。また、更衣室にはロッカーがあるが、そのロッカーキーはフロントが管理しているので、おそらく日帰り客専用と思われる。なので、ルームキーは自分でしっかり管理するか、フロントに預けたほうがいいかもしれない。

ちなみに、朝の入浴では一人の宿泊客に遭遇しました。

朝食は、自分だけだったようで、内容もわりと簡素。ただ、朝はどうしても何かを食べたいので、ないよりはマシです。

 

月岡温泉 手湯・飲泉処

月岡温泉といえば、「日本一まずい飲泉」と自称していることで有名です。果たして本当なのか。そりゃここまで来たら、確かめたくなる気持ちはある。なので、旅館で荷物を下ろしたら、さっそく例の飲泉処へ出向いた。

神社のような小さなスペースに、例の自虐看板がありました。そしてその奥では、蛇口から温泉が流れており、横には大量の飲用プラスチックカップが用意されていました。注意書きには、必ず蛇口から取るようにと書かれているが、まあ、いたずらの可能性もあるからね。

温泉からは濃密な硫黄の匂いが漂っており、飲む前からすでにある程度、嫌な予感はしていた。そこで勇気を出して温泉を飲んでみると、硫黄の匂いがそのまま口中に広がり、味もすべてそれでした。なんとも言えないカオスな感覚。

苦しいというよりも、なんとも変なものを飲んでしまった……というのが正しい。しかし、どういうわけか一回だけでは飽き足らず、夕食後にまたチャレンジしてみた。今度は硫黄の匂いがそれほど強くなかったため、相対的に苦い味が強かった。しかし、それもゴーヤ、そして普段なら吐き出すほど嫌な味が混ざっており、やはりカオスな味でした。

そんなよくわからないものでしたが、効能は糖尿病、コレステロール、便秘改善など、自分が求めているものにたくさん対応しているらしい。

 

二葉寿し

残念ながら、月岡温泉には夕食を食べるところが少ない。これも観光案内所で確かめた情報でした。

いわゆる普通の食事処はほぼなく、何なら居酒屋ですら一軒程度しかない。本当にローソンで夕食を済ませるしかないかと、本気で考えたほどでした(ちなみに観光案内所の担当さんによると、ぽかさんは大抵ローソンらしい)。

スナックならたくさんありますが、やはり夕食を外で食べるとなると、選択肢はかなり限られています。

そこでチャレンジしてみたのが、観光案内所がおすすめしてくれた寿司屋。土日だし、選択肢も限られているから、遅くなると満席になる可能性を恐れ、営業開始の瞬間に突撃しました。そこでカウンター席を確保し、上にぎりを注文しました。

2000円程度でしたが、まあ美味しかったので、とくに文句はないです。

 

(続)

煌びやか月岡温泉の旅 <月岡来瑠碧> Part.0

怒涛の4週連続ぽか活も、今週でいったん落ち着く。幸い、アマテラスさまのご照覧もあり、すべて無事に計画通り遂行できました。

それで、今週は月岡温泉です。

実は月岡来瑠碧ちゃん、以前からわりと気になっていた(主にあのうさぎの姿)。前々から行こうかと考えていたものの、SNSのぽかさんから「月岡温泉はお一人様お断り」という情報が入り、さらに路線バスはなく、基本的に宿泊者向けの高速バスしかないので、なかなか訪問できずにいた。

それが今年に入り、いろいろと回っていたら、なぜか月岡温泉の温泉むすめ担当さんから「いいね」をいただいた。それも一回だけではなかった。どうやら目を付けられたらしい(向こうはこちらをフォローしていないが、公式アカウントの運用上、一般のぽかさんをフォローしないことも多い)。

そこから唐突に使命感が湧いた。

事情も変わり、昔はお一人様お断りだったとしても、今は違うかもしれないじゃないか。そもそも、あれだけ旅館があるのに、お一人様を受け入れるところが一軒もないのか……?

と真面目に探してみたら、意外な発見があった。

相場はやや高めだが、完全にお一人様お断りモードでもなかった。有名な清風苑などにも、一人で泊まれるプランはあった。

そして今回泊まった旅館を見つけた。それこそ、シングルルームも用意されている素泊まり型の小さな温泉宿で、お値段も手頃。

そこで楽天トラベルで空いている土日をいろいろと探したところ、8月1日はちょうど空きがあったので、そのまま確保に至った。

それが、今回の旅の始まりであった。

 

熊本地震

まず、被災された皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。

熊本自体は、正直まだ訪問したことがありません。北海道もそうなんだけど、東京から九州へ行くには飛行機を予約しないとまともに回れないし、その飛行機も早い時期に予約しないと高くなる傾向があります。新幹線のように気軽に移動できないことがどうも障害となり、結局1年か2年に1回しか訪問しません。前回はもう4年前の大分県旅でした。

今年はさすがに九州かな、と思って色々と検討した結果、熊本城と温泉むすめ(ちょうど阿蘇ちゃんが復活したので)を目当てに、11月の訪問を計画しました。飛行機はすでに手配済みで、旅館もあと1か所を残してすべて確保していたので、このような事態は正直やや予想外でした。

ただ、今の時期に訪問しても、自分はただの「邪魔」になってしまいます。4か月後、落ち着いたタイミングでの「復興支援」旅と位置づけるのも、ある意味では妥当かもしれません。

どうやら阿蘇も玉名も、今のところ大きな影響は出ていないようなので、現時点では予定通り訪問するつもりです。

もちろん地震によってさまざまな被害が発生しましたが、やはり日本においては、二次災害のほうが一番危険だと改めて実感しました。イオンの爆発は、まさにそれですよね。

寄付に関しては、他人に託すよりも自治体に直接お金を送るのがベストだと思うので、微力ながら、ふるさと納税を通じて熊本県に寄付しました。

のんびり東北の旅 小野川→蔵王

蔵王へ

2日目、チェックアウト後にそのまま帰宅してもいいが、せっかく山形まで来たので、時間を有効活用するため、本来は鏡山を目指そうと考えていました。しかし、交通機関と何度バトルしても例の飲食店の営業時間に合わず、そもそも鏡山へのバスは日帰り客に優しい時間ではない。

色々と考慮した結果、ちょうど蔵王はソロで泊まりに行くのもやや難しそうなので、計画を変えて蔵王への日帰りを目指しました。

蔵王を目指すには、結局山形駅に戻るほうが確実です。在来線では時間の調整が難しいので、つばさで向かいました。そして、バックパックを背負って蔵王を回るのは面倒なので、山形駅のコインロッカーにバックパックを預け、その後バスに乗ることに。

興味深いことに、蔵王行きのバスは路線バスですが、高速バス仕様でした。たぶんインバウンドなどを期待しているからだろう……。でも正直、訪問当日にそのバスに乗っていたのは、自分以外全員日本人ではあった。

蔵王バスターミナルに到着後、外は小雨でやや寒かったが、まずは唯一、温泉むすめがいる蔵王プラザホテルを目指しました。

 

源泉湯宿 蔵王プラザホテル

パネル:◯ グッズ:◯ 祭壇:◯

蔵蔵王で温泉むすめとコラボしているところはここしかない。よってあまり迷わないし、旅館に入った瞬間、フロントの隣にある巨大な祭壇が目に入り、正直かなり目立つとも言える。

グッズの販売は基本的にフロントが担当している。

最初に出てきたのは女性の方でしたが、その後、誰でもすぐに分かる「温泉むすめの仕掛け人」という雰囲気の若旦那らしき男性が出てきた。確かめてはいないけど、心の中ではなんとなく「SNSで蔵王を担当しているのはこの人だな……」とうなずく。

軽くグッズを購入後、そのまま日帰り入浴も可能かどうかを聞くと、露天風呂に案内された。確かに雨ではあるが、この旅館の露天風呂には屋根が付いており、雨でも露天風呂を楽しめる。むしろ露天風呂に入りながら雨の風景を眺めるのも、また一興。

ただ、露天風呂には簡易シャワーしか付いておらず、またロッカーらしいものもないので、財布やカメラの保管はかなりの問題ではある。幸い、入浴中はほかの人がおらず、一人でのんびりと蔵王の露天風呂を楽しめた。

なお、蔵王の温泉はpH2.0の強酸性硫黄泉で、硫黄の匂いが満ちている……。正直、この硫黄の匂いが体に付いていたので、帰宅後に風呂へ入るまではずっと硫黄の匂いがして、やや気持ち悪かった……(温泉自体は気持ちよかったよ)。

 

SHIN ZAO

蔵王プラザホテルでもう一つ判明した蔵王ちゃんのグッズはステッカーでしたが、こちらは蔵王で、温泉むすめグッズ以外のものに1500円以上使うことが条件だそうです。ちょうど腹も減っていたので、そのまま蔵王でランチできそうな場所を探し、ここで食事をしました。

本来、ステッカーの引き換え場所は山形市蔵王体育館なんですが、当日はイベントが開催されていたらしく、体育館ではなくバスターミナルの観光案内所で交換することに。

 

山形駅に戻る

その後も雨は一向にやまず、用事も済ませたので、そのまま山形駅に戻りました。予約した新幹線は30%オフなので気軽に変更できず、時間つぶしに山形県立博物館を目指しました。あそこにかみのやま庵ちゃんとあつみ詩鶴ちゃんのパネルが置かれたらしいので、ちょっと確かめたかった。

展示内容によるが、2階の最後にある企画展示「鉄路の展示」の一角で、確かに2柱を確認できた。しかし、なぜこの二人なんですかね?

その後、予約した新幹線で帰宅しました。

 

(了)