かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

入管で永住権書類を提出しました…

しばらく沈黙だったが、実は今日入管に行く予定なので、事が無事に終わるまで情報を出すのは慎重するほうがいいだろう、という考えで、あえて記事を書かないことにした。すみません。

こういうのあまり喋りすぎると逆に危険なのですね、たとえ僕は狙われてないとしても。

 

真っ当な日本人であれば、入管はまず足を踏み入れる場所ではないだろう。新聞で外国人が騒ぐニュース以外ほぼ見かけない存在でもある。しかし、ほとんど日本にいる外国人、あるいは外国籍だった日本人にとって、この場所は避けて通れない場所ではある。

不法滞在のやつらはともかく

というわけで今日初めて行きました。在留更新と永住権申請するために。

 

事前ではGoogleマップの認識しかなく、評価がめちゃ低いことと、相談する際在留総合センターからのスタッフも「あそこめちゃ人が多いよ時間かかるから4、5時間かかる可能性だってある」とわざわざ忠告してくれたので、かなり警戒していた。また、あそこはおそらく関東にいる外国人が集まる場所であるから、中国人のスパイだってあそこうじゃうじゃいるかも知れないことも(だから事前はいつ行くことに黙っていた)。もしかして日本の魔界か?という恐ろしい場所と思っていた。

そういう認識だったので、TGSのように朝っぱら5時ぐらい起きて、早めに行って並ぶ方がいいだろうという考え、今朝はかなり早い時間出かけました。

到着すると、すでに何十人の、明らかに東アジア系統ではない外国人が溜まっていたという、時間は7時ほど。幸い、待機列は天道様が届けない場所であり、今日は暑いだろうけど入場待ちではそれほど過酷ではなかった(むしろ戻る際の移動のほうが暑い…)。そこで持ってきた今日の産経新聞を完読し、さらに歴史書をそれなり消化していた。わりと充実的な時間だった。

8時半になると、入場できるようになった。簡単のチェックを通り、すぐさま2階へのエレベーターがあった。在留更新や永住権などは2階で行うという。列は2つに分かれて、予約済みと予約なしというものがある。自分も先週までは予約できることを知らなかったが、ふっとネットで色々調べると、予約可能ということを知り、申し込んだという。ちなみに予約する際、自分以外ではもう一人しか予約取ってないこと。そしてこの列も予約済みの列は無人という点をみると、このシステムはそもそも周知されてないという

もっとも、在留更新だけはネットでも済ませるという話だった。しかし、うちの会社の外国人は全員知らないという答えだった。日本政府はまず宣伝にもっと力を入れるべきではないか。少なくとも大抵の在留更新がネットで行うことが実現できれば、入管の混雑もかなり解消できたという。

 

それはさておき、入場後は特に案内もなく自由にビルで移動できるから、入場待ちの列も予約済みと予約なしがあったが無意味であった。ほぼ同時に入れるので。ただ、2階のは有意義です。予約済みの列は無人だからこそ、すぐさま手続きを行えることができた。

在留更新と永住権申請を両方同時に書類を出し、永住権では書類がめちゃ多いということもあり(たぶん総計30ページぐらい)、スタッフは結構バタバタしてるが、Googleマップの評価と違ってめちゃ親切な方でした。やはりGoogleマップの評価はそのまま信じるべきではない。30分ほど書類チェックを済ませて、2枚の申請票を受け取ると、書類提出の手続きが終わりました。そして家に戻った9時半、ちょうど平日仕事を始まる時間という。わざわざ有給取る必要もなかったな…と感嘆しつつ、事がスムーズに終わったことに一安心。

手続きが終わったと、入管をすこし視察しましたが、思ったほど混雑ではなかった。役所のほうがもっと混むと思う。まあ、在留総合センターのスタッフの忠告では月や金曜日は酷いと言われて、木曜日で来館するのが原因かもしれないが。

 

さて、在留更新はそんなに時間かかりませんが、永住権はよくわかりません。よく4ヶ月という話だったが、うちの会社はもう一人が通常ルート(10年日本在住)で申請して8ヶ月も経ったが、返事がまだ来てないという。なので悠長に待つしかなさそうです。

ちなみに自分まだ来日3年しかなく、なぜそれで永住権申請できたのか、詳しいのは申請成功後でまた教えますが、自分は高度人材ポイントルートです。というよりも、去年年収アップで600万という条件をクリアできたのが大きいからです(それで80ポイントに達した)。

あくまで推測ですが、日本にとって外国人がいいか悪いかというのは、おそらく政治理由よりも、ちゃんと日本での生活を自立できるかのを極めて重要視しているようです。永住権申請書類の理由書を色々なテンプレートを見てみたが、必ずしも経済能力をアピールしなければならない。むしろそこで審査落ちというのがよくあるようです(相談では不動産書類は別に重要ではないとスタッフさんが話しましたが、むしろ資産持ちでは経済能力のアピールではないかと僕は考えます)。

まあ、来日にてまともに働けず、日本政府の援助を頼るなど、正直そういう人は僕も軽蔑するので、妥当ではないかと。

 

ともあれ、あとは人事を尽くして天命を待つ。やっと大量の書類から開放されたのだ。