かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

鳥山明先生ご逝去

初めて見たアニメはなにか、という質問では正直自分自身でさえよく覚えてないけど(記憶に残るアニメでは『ダッシュ!四駆郎』が最初であった);初めて買った漫画はなにか、という質問でははっきりと答える。

『ドラゴンボール』だ

 

どういうわけかわからないが、『ドラゴンボール』漫画を買ったきっかけは新聞紙の広告であった。そして未だに鮮明に覚える、なぜか最初に買ったのは巻3だった。そう、クリリンが登場する巻。歳はもうあまり覚えてないけど、たぶんまだ6、7歳の頃だと思う。なぜというと、小3,小4辺りでは『ドラえもん』にめちゃハマっている時期であった。

あの頃では親が割と厳しく、そんなにたくさん漫画を買う余裕もなく、漫画などはテストか勉強でいい成績のご褒美です。ですから、子供の頃では漫画や遊びは頑張った成果であり、同じ巻でも何度も読み直し、別にそこまで好きではなくても、出かける際でも『ドラゴンボール』漫画が伴であった。

 

正直今でもそうなんだけど、世の中では『ドラゴンボール』はZ、いわゆる大人になったからの話なんだけど、あの頃では妙にZに拒絶反応が強い。だからピッコロ大魔王との決着の巻でピッタリと買うのをやめました。もちろん、今ではそこまで拒絶しなくても、やはり子供時代の冒険アドベンチャーのほうが好きだ。

 

まあ、それはもはやどうでもいい話だが、鳥山先生が居なければ、漫画にハマることもなく、今は違う人生を歩いたかもしれない。日本文化を触るきっかけでもあったという存在。そんな偉大なお方が、いなくなること、正直ショックを覚える…。

 

現実ではドラゴンボールが存在しない、死んでは生き返れない。ただ、先生が作り上げた、子供時代のあの純粋な孫悟空は、自分がずっと追いかけるヒーローの像でもある。ゆえに、あの純粋さが憧れ、「潔癖主義」になったきっかけでもある、かもしれない。

 

安倍さんの国葬には様々な意見がありますが、鳥山先生の国葬はたぶん反対する人はおらず、全日本、いや全世界でも満場一致ではないだろうか。

ともあれ、どうか安らかにお眠りください。