かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

ボーナス

連日香港の話しかしてないので、今日別の話題を切り替えよう。

 

昨日、ボーナスが振り込まれた。今度はボーナス自慢かよ、という話だが、今回のボーナスはいつもより多い。

理由は、なんか社内新設されたMVP賞のトップを取ったらしく、いつものボーナスより15万が上乗せされた。

 

正直、社内ではかなりの比率が外国人で(技術職はほぼ外国人だらけ)、中にもインド人がおる。それらを抑えてMVPを取ったのは、わりと漠然としている。はっきりに言うと、技術面では彼らに比べて若干不足と自分も自覚している。では、なぜMVPとして評価されたか。

 

やはり、効率重視という香港人の特性ではないだろう。香港人は仕事の話になると、わりと日本人みたいに社畜モードが多い。ただ、日本人は丁寧に仕事するが、香港人は大抵、効率重視をしている。どうすればたくさんのことを早く片付けるか、とか。その上に自分は「せっかち」ですからね…仕事しないと落ち着かないしタスクがあると全部片付けないとイライラで不安を覚える。前職は香港の会社だが、すでに上司から仕事が速いし完成後の後始末が必要ないと評価されたので、これに合わせて日本のチェック重視モードを覚えると、この化学反応が原因ではないだろうかね。

 

とはいえ、3年も日本で働くと、仕事が速いということは日本では実はいいことばかりではないというのも覚える。特にうちのような下請け会社では、大抵取引先と開発期間を見積もって金を取ることが多い、「仕事が速い=開発期間が短い=金あまり取らない」ということで、自社サービスだと確かに仕事が速いは売りだが、うちではある程度邪魔でしかない。何回も上司から、そんなに早く完成しなくていいんだよと言われました。先方にそれを気づくと、次の見積もりでは不利ということです。

 

だからか、他の外国人はわりとのんびりで仕事をしている。

 

ゆえに、見積もりの金額は単純に時間のみ計算するのはよろしくない!

 

また、日本語がそこそこできる点で、技術ではインド人には敵わないかもしれないが、以前話した日本人と外国人の間の橋みたいな存在でとても貴重のようです。おそらく日本ではこれからもITの人材が不足で、外国人に頼る状況が続くだろう、ならばこの「橋」の役割は、やはり自分が目指すべき道ではないだろうか。