いよいよ3月、春爛漫の季節がそろそろやってきた。
そして試験の足音も近付きました。そろそろ覚悟を決めないといけません。
そんな折、ふっと将来のことを考えると、涙をこぼした。
ここまで頑張ってきて、将来は相変わらずわからないままだ。戻る場所はすでにないし、しかし日本はやはり異国、ここでは「真の味方」が存在しない。過去のいじめられた経験を思い出し、自分の人生って何一つ意味もなかろう…、なぜ生まれてきたのだ…
これまで歩いてきた道を振り返ると、どこで道を間違えたのか本当にわからない。しかしいつの間にか取り残された。日本でよく言うSDGsの「誰一人取り残さない」を思い出すと、自分はまさに取り残されて、どうあがいても絶望の人生ではある。不動産を持ったとしても、ここは果たして自分の居場所と言えるか…ここまで思うと、どうも先はどうすれば見えない…
水曜日会社の日本語レッスンで先生と将来のことを話しました。そして夢や目標とはなにか、もし1億を稼いたらどうするか、と言われると…。
そんなものはどうでもいい、香港を自分の知っている香港を取り戻したい。
自分は別に香港が好きではない、しかしあそこには唯一の味方がいる。親が香港を離れたくない以上、香港があんな状態のままでは金は無意味でもある。
もちろん、親と正義の2択になると、自分は間違いなく正義を選ぶ。人生、いや、自分の一番許さないのは信用を裏切ることなんです。しかし、これはこれで、とてもつらい選択ではある。
台湾、ウクライナの状況を見ると、これからの道は、おそらく死ぬまで、ずっと茨の道に違いないであろう…