かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

中国のデモ

中国の最近のデモ、まるで3年前の香港のようで、こっち側から見ると、正直感覚は極めて微妙です。

中国を変えるためには、まず中国共産党をどうにかしないとならない。そして中国共産党を崩壊させるためには、第三次世界大戦で中国を負け側にするか、内部崩壊を狙うしかない。

となると、今回は千載一遇の好機ではないだろうか。と言うともそうでもない。中国人が覚醒できるなら、中国共産党がとっくに居なくなったのだ。自分がこのデモにあまり期待しない理由は、3年前中国人が我々を馬鹿にしたという偏見を持っている自体は否めません。ただし、最も重要な理由は、中国人の性格をわかるだから。

利己主義。自分さえ良ければほかはどうでもいい。だから中国人は団結できない。ちょっとだけ自分に都合がいい話があれば裏切る、あるいは他人事で何も知らない。あるいみ中国歴史に長い間ずっと潜めた農家社会の「劣根性」。そういう性格だから民主や自由の価値観は産まれない。

香港と違って、中国共産党は50年ずっと中国人をコントロールし続け、天安門事件という危機すら「乗り越えた」。正直これだけの材料をそろうと、どう考えても結末は一つしかないだろう。

もちろん、このデモの後ろに、中国共産党の権力闘争に関わるかどうか可能性は否めない。だからこそ、中国がこのことで変わるという幻想は現時点では期待しない方がいい。

 

現時点言えることはただひとつ、自分のこの判断が間違いだったことに祈るしかないだろう。ただ、可能性は限りなくゼロと思います。