かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

Youtube VS 香港政府

日本ではあまり話題されてないが、香港ではかなり大騒ぎとなっていた「Youtube VS 香港政府」です。

事件の由来は、Googleが次期長官候補のリ・カチュウのYoutube宣伝チャンネルを封殺した、リ・カチュウが米国の制裁対象という理由で。

候補はいまのところリ・カチュウ一人だけで、有力の親中派も(中国共産党の指示を受け)全員彼をサポートしたので、ほぼ次期長官確定というリ・カチュウが、自分は制裁されてるという自覚すらなく、恥を晒したという笑いネタであった。もちろん、これを受け親中派も中国共産党も大激怒、「Youtube VS 香港政府」まで発展した。

 

一応、香港は未だにYoutubeを利用可能。実際、親中派のUtuberがかなりいる、中でもYoutubeは貴重な収益源だとか。今回の件はどう転ぶか、正直かなり面白いんです。果たして親中派は魅力的な収益源をボイコットするに踏まえるか、あるいは口だけか…

中国でも香港でも、「愛国」はただのビジネスです。

 

事実上、2、3年前世界中香港デモを注目したのはTwitterやYoutubeなどの力が大きい、警察や政府が都合が悪い情報を封殺しようとも、その動画がSNSでいっぱい流れている。よって、中国共産党や親中派はネットを規制しようという動きが前々からあった。これがきっかけでネット規制を加速させるか…

Googleが使えない国際大都会、この冗談が事実になる日が近いかもしれません。