かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

23条。

毎日桐島かセクシー田中のニュースを見ていたが、やはり昨日香港の23条(反スパイ法)に注視している。まあ、正直国家安全法ですらこのざまなんですし、今更反スパイ法はあってもなくてもあまり変わらないだろうけど、あのピカチュウ(李家超)が「これですべての問題に句点をつける」という言葉を見ると、珍しく同意見ではあった。

 

ただし句点をつけるのは「香港自身」だがな。

 

「日本では反スパイ法成立を同意しているのにお前ダブルスタンダードじゃん?」

 

風刺漫画ですら国家安全法違反と言われる独裁世界に、反スパイ法はただの言論弾圧の道具ですね…例えば岸田さんを批判するだけで政権転覆と言われるみたいですよ、日本の悪口を言っただけでも機密情報で逮捕ですよ。いま香港の反スパイやら国家安全やらはすべて政権が決まったことで、欧米や日本が認めた当たり前の人権や自由ですら「禁忌」扱い。これが本当に「反スパイ」なのかね…?

 

官員ですら「機密情報」は「まあ常識で判断できるだろ」というふざけな論調ですし、お前の常識は本当に常識なのかね、それとも中国共産党や極左の常識なんだね。とくに国家安全法も、最初は法成立以前のことは計算しないとか、影響はごく少数とかいいましたよね、で結果は今の香港のこのざまです。

 

まあ結局のところ、やはり「信用」ですね。日本は中抜きとかパーティー券とか騒いたんだけど、どう転じてもディストピアみたいな世界にはならないだろう。

あとやはり民主制と議会、権力分立がちゃんとしてたことも大きい。

正直トランプ氏が再選されても、アメリカの議会はちゃんと彼を押さえるから、NATO脱退とかあまり心配しなくても良いと思う(むしろそれを防ぐためにいま議会が先手打ってたし、提案人の一人も共和党です)

 

今の香港の経済がヤバいなのに、23条を持ってきてとどめを刺すのは、もはや誰のせいでもないだろう。

 

香港の破壊を加速する。中国共産党や香港政府が意向であった。止めはしないな。

 

自分で自分を潰すのが好きですね中国という民族は。