かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

大和心と「黄色経済圏」

先日「大和心」という通販サイトが耳にしました。ほかのことはともかく、「大和心は、日本と敵対している国の製品一切とり扱いません」ということにめちゃ惹かれておりました。

4年前香港のデモに経て、「黄色経済圏」という概念がすっかりと自分の固定概念となりました。いわゆる、なるべく中国に金を落とさないという。香港では国家安全法によって、この概念である「黄色経済圏」は潰されましたが(香港では「軟対抗」という罪)、日本に来た自分では今でもなお、この信念を貫いて生きてきた。いわゆるMADE IN CHINAはなるべく回避し、中国ブランドは絶対買わないこと。だからANKERだろうか中華ソシャゲとかは一切NGです、見ただけでも気持ち悪くなる。例えば秋葉原でそういう広告を見ると、実は心の奥底ではそれを潰したい気持ちが一杯です。

それほど4年前のデモがそれほど自分の人生観を改変していた。

 

通販でも、なるべくMADE IN CHINAを回避することに徹底。例えば必ず生産国を調べ、通販サイトではまず日本製とかどこか製とかしっかりと確認すること。もし確認できないとまず買わないです。あるいはヨドバシで物を選ぶとき、まずは後ろの生産国から調べるのです。さすがに全部回避は無理だろうけど、結局目当てのものがないと買う自体そもそも諦める経験は何回もあった。

値段や機能よりも生産国、それほど中国を憎悪・敵視する今自分の価値観です。

 

でも、おそらくこんなことやってるのは僕みたいだろうけどね…実は日本で中国製を回避すること自体、可能は可能だが、商品の生産国を確かめる手段が限られている。あるいは簡単ではない。多くの場合、そういうことアピールしない商品も多い。

 

だから、「大和心は、日本と敵対している国の製品一切とり扱いません」という一言はめちゃ心に響く。だって、本当にそうだったらもうあちこち調べる苦労がなくなる、時間がかなり省ける。

産経新聞は皆さんにとっては「ネトウヨ新聞」だろうけど、その通販サイトですら、普通に中国製を扱うからね…(まあ産経通販はちゃんと生産国を明言するから、中国製を回避することは楽だけど)。

 

しかし最初の「食品・飲料」ページで「コカ・コーラ」を見ると、なぜか一瞬萎えてきた。まあアメリカは敵国じゃないからいいかもしれないが、とても「大和心」といえる商品ではない…。

さらに家電製品(ここが最大の難関)を見ると、この通販サイトでは生産国を隠しているが、他の通販サイトで調べたら一発「MADE IN CHINA」が出てきた。例えば「シチズン 掛置兼用 8RZ096-023」。

 

正直差別発言よりも、宣言を違反するこのことこそ一番許さないと自分は思う。

これはあまりじゃない…