かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

香港人「処理水は怖くない。次の世代を産むつもりはないから。」

たぶん、処理水のことは日本よりも、中国や香港でめちゃ騒いでいるじゃないかなとネットを見た所感。そんなおり、香港の掲示板で、今日ではこんなインタビューがあったという

記者「日本の刺し身などを買いましたか?」
男「ええっ。」
記者「(処理水を)心配しないのか?」
男「まったく。」
記者「なぜ?」
男「次の世代を産むつもりはないから」

ソース

この返事に、最初は吹いちゃったけど、よく考えると、どこか寂しい、なんというか虚無感?あるいは哀愁感を感じる。

日本では少子化問題で悩まされるが、香港でもそうであった。とりわけ、政治問題でどんどん脱香港が進んでいる今、香港の「少子化」は日本より遥かに深刻です。これは政府が招いた結果とも言えるが、これから強める「愛国教育」のもとに、これからの子供がまともな香港人であるわけがない。だから、「子供を産まない」というのは、まともな香港人の普遍的価値となっている。

だから、上記の返事では、表面的では誤魔化しているけど(国家安全法など)、その裏に、この虚しい香港人たちの心境が隠されている。

ここまで考えると、この返事はもう笑えない。むしろより一層虚しくなる。

 

ただ、以前で話した「軟対抗」、この「子供を産まない」も「軟対抗」と思われます。特に香港政府も少子化を問題視していて、「おまえら子供を産め」と最近よく恫喝しているから、この言葉がすでに香港政府を対抗している。この男は早めに香港から逃げる方がいい。