昨日、香港では混沌の中、一人の男が警察を襲った後自殺した。個人的に、このような過激行為は正直あまり賛同はしませんが、この2年間香港人はずっと政権からの弾圧を受けて、ストレスがまともに散発できなかった。過去みたいにデモや言論の自由ですら禁じられ、恨みが蓄積し、その男は結局臨界点に達し、そのまま行動に移したんだろう。聖人ではありませんから、人は結局限界がある。そういう事を考えると、彼の気持ちはわからんでもないし、責はしない。
僕が香港から離れた理由の一つも、香港政府の歪んだ理論を聞きたくない、彼らの顔すら見たくないからです。毎日ああいうのを聞くと頭がおかしくなっちゃう。都合が悪いときはまとめて「嘘情報」「調査中」、そして知らないふり。まあ、これは実際いまの香港で暮らしてみないと気持ちは理解できないだろうと思う……。
結局の所、平和で不満を訴える方法がことごとく断たれた状態で、取るべき行動はなにか、という質問ですね。反対の言葉、最近香港では「シール」ですら国家安全法違反と認定された。反対の意見を述べるとすぐ逮捕された。昨日では一人が街で買い物ですら違法集会と認定された。「文化大革命」のような状態で、言論弾圧等しい通報が推奨され、人はもはや自由に話すことができなくなった。もちろんイギリスなど外国への逃げるのは一つの方法だが、僕みたいに、簡単に家を離れる人間はどれぐらいいるかしら。ましてこの武漢ウイルスの中では、外国へ移動する手段が限られている。
香港には一つ諺がある。「沒有無緣無故的愛, 也沒有無緣無故的恨」、つまり「理由なき愛はありませんし、理由なき恨みもありません」。香港人が香港警察への敵意はもはや限界レベルまで来てます。これまで横暴な振る舞い、無差別な逮捕、暴力、そして2年前7月21日親中勢力の暴行を許すなど。このようなことが起こるのも、あるいみ必然ではないかな。
だから、僕は彼の行為を賛同はしませんが、責もしません。ただ、この事件をきっかけに、香港がウイグル化することが、さらに加速するだろう。