かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

意外な事実…。

竹田さんの歴史書はそろそろ読了です。

いやぁ色々と勉強しました。特に近代からの日本はなぜ維新に成功したのか、改めて以前勉強した中国の歴史と民族性と比較し、奥の底の謎をいくつ解き明かした。香港の歴史書は明治維新は一応それなり話したけど、結局中国本位だから見落とした点がかなり多い。

なにより古代から一気に現代まで読み、日本における民族性、天皇の存在、そして以前からの習俗などを一から勉強できるから、いままで断片的に日本歴史を読んでわからなかった部分もクリアした。

やはり一つ国の歴史は一番古い時代から見ないと、色々とわからないことが多いですよね。中学の時代なぜ世界史が逆に苦手なのか、それは色んな場所を特定時代のみ解説するだけで、起承転結の転結のみ語り、起と承がかなり省略されて、ついていけなかった。

 

そして現代の日本歴史を読むと、意外な事実を気付いた…

私は香港の歴史を知らない。

 

そう、学校では中国の歴史と世界の歴史を勉強しましたが、逆に香港の歴史は教えることは一度もない。そして香港の歴史をまとめる本を今から考えると、そういえばあまり無い

 

竹田さんの歴史書で現代の部分では日本の文学やテレビ番組、音楽や映画、アニメまで言及しました。様々なことを述べて日本の70年代80年代の輝いた歴史を話した。そこで自分で勉強した歴史を振り返り、中国はまずこの時代では大躍進とか文化大革命とか勿論文学芸術とかまずあり得ない。世界史はそういうのまず語らない。そこで考えました、香港でもこの時期が一番輝いたはず、なのに学校で教われたことはないと気付いた。

一応小学の頃では70年代香港の状況を少し勉強した。でも小学生で勉強した歴史は、実用性があまりないというよりも、絵本程度の解説だから、詳しくない。

そもそも、イギリス植民地になった後の歴史、第二次世界大戦の香港、六七暴動、そして香港で生まれた映画、音楽、文学など、実は学校では勉強したことない。

日本では有名な九龍城砦も、実は私、何もわからない。(存在自体はタイトルもう忘れたがとある香港の映画で初めて知り、実態は日本のゲームで初めて見たという)

 

生まれた場所なのに、禁じられた歴史のようで、一度も真面目に向き合えることはなかった…。

 

香港の歴史、最初からすでに歪んだ存在なのか…?