かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

デモ 渋谷

今日は、渋谷の世界人権デーに参加した。思えば、2年前では香港で参加したが、今はもう香港では政権の弾圧により、中国と変わらない都市となってしまい、世界人権と縁がない場所になっていた。

光復香港の旗は、もはや香港では掲げない。代わりに今日ぼくは渋谷で高く掲げた。

 

 

7月のデモと比べると、香港人は明らかに減ったが、あの頃では新幹線やらという話が聞こえたので、「香港」ではなく人権デーのデモではやはり効果が弱いかもしれません。それでもいつも日本で香港デモの活動を頑張ってる平野さんがたくさんのことを調達して準備して、ぼくは感動した。

 

こんなことをしても香港は変わらないぐらいは知ってる。でも、デモできる贅沢。香港は声を上げることすら禁止された。デモ用の服も、スローガンも、旗も、香港では違法となっている。そんな香港で来週では親中派のパフォーマンスになった議会の選挙が行われる、政権はこの選挙を使って欧米に民主をアピールする思惑がある。そのために投票率が低すぎなど恥をかかせないように、白票や無効票宣伝違法などの手段で徹底的に人権を弾圧している。ぼくは声すら上げないというならば、黙認と同じではないか。デモに参加しなくても参加しても結果は変わらないだろうが、その声が「次」に繋げると言うならば、やらないわけがない。

 

渋谷の街で、多くのカップルが楽しそうでショッピングをしていた。彼らを見ると、やはりぼくたちは別の世界の人間だと思った。いや、彼らは正しい、だって日本は自由の国だからこそ、彼らはそんな事が可能ということだ。ただ、同じ街で同じ空気を吸うにも、ぼくと彼らは生きている場所が違う。