かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

ウイグル綿

日本ではあまり話題してないけど、香港のニュースを見ると世界では結構大きなニュースだったらしい。理由としてはH&Mやナイキがウイグル綿を使わない声明を出したことで、中国ではボイコット広がっている。

中国人のDNAはかなり感情的で、理性に欠ける民族です。悲しいことにいまの中国は非情な共産党が統治している、しかも彼らは人の暗黒面を熟知しており、そこで人を操ることが得意だ。過剰な愛国主義と洗脳教育により、本来すでに理性的ではない中国人が、極端な考え方を持つようになった。どんなときでも面子が第一だから、非を認めるは屈辱であり、たとえ理性的な批判だとしても、被害妄想により理性を失うので、小さな非難でもとんでもないことになる。例えば今回ではただ「ウイグル綿を使わない」=「最近ウイグルによる制裁」=「中国を侮辱」という連想で、過激な行動を取ることになる。以前の反日運動だとしても、今回のこととしても。

過去の歴史を振り返ると、清末期では義和団事件がありましたね。いまの中国を見ると、義和団事件などなぜ起きるか、正直すぐ納得しました。これは中国人のDNAだね。あの頃からずっと変わらない。進歩してないんだなこの民族は。

実は香港の教科書でも、民族性や特徴などを語らないし、視点も中国(清)なので、あの頃の歴史はたいてい外国による侵略だろうと、中国の屈辱だろうと、そんなのやや煽っていた(そこまで強くなかったが、外国の視点はまず述べない)。私はなぜ覚醒したのか、それはあの頃で歴史に興味に持つことになり、逆に教科書以外に色々な歴史の本を読んで、さらに外国人が書いた中国歴史を読んで、そこで目覚めたのです。天安門事件も、学校の図書館で覚えました。そして文化大革命のことも。なので愛国主義の種は発芽したがすぐ死滅した。歴史の本を勉強しすぎて中国共産党の歴史を知りすぎため、あの頃すでに「中国共産党=悪」と理解しており、抗体を持つようになる。

だから香港の高官は「お前ら中国理解してないから反抗しているだろ」と言いましたが、逆ですね。中国のこと知り過ぎだから反抗している。無知だから洗脳されやすいでしょ?

正直中国はいま内部がかなりやばいじゃないかなと私は思っています。なぜこんな過激かつ高圧な外交政策を取るか、単なるキンペーは本当に小学生レベルか、否、おそらく愚民の視線を国内の問題から海外に誘導しただけだ。ただ、この過激な行動は結局、喧嘩した欧米が再び共同戦線になり、しかも後戻らないほどの対立構図となっている。

ウイグルをめぐり、欧米vs中国の構図はますます鮮明になる。第三次世界大戦の足音は、実は近いかもしれない。日本はそろそろ本気で立場を考えるほうが良いでしょう…。ナチスのような独裁政権の中国の奴隷か、それとも、自由民主人権のために戦う戦士か…。