かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

2020年を振り返る

今年は本当に特別ですね、何もかも変わってしまった。予想以上の変化で、もはや映画よりもドラマチックかもしれない。

生まれからずっと一緒に暮らしてきた家族、母さん、父さん、弟さんを離れ、一人で日本に移住し、自立しなければならなかった。もうすぐ40歳がやってくる境に、このような行動を取るのは果たして正しいかどうか、誰にもわかりません。ただ、もはや香港という場所は、私が呼吸するだけでも苦しい思い出しかなかった。中国共産党の暴挙によって完全に独裁社会となった香港は、残念ながらもはや私の居場所はどこにもなかった。私一人ではやはりどうあがいても虚しいことだけだった。そう、私は逃げてきた、ただあんな理不尽でまともな理屈では通用しない場所では、私が抗うことでただただ自滅するだけと思います。そう思うと虚しいというか、悲しいというか……

武漢ウイルスという件だけで世界は中国がもたらす危機を意識した、同時に今まで中国共産党が裏でどれほど工作をしたのか改めて認識してしまう。FacebookやTwitterなどアメリカの大手ソーシャルメディアですら、中国共産党の統制下に。そして明らかに武漢から広げたのに、未だに中国共産党の味方をする非常識な人がたくさんいる。そもそも武漢ウイルスを欧米に広めたテドロスは未だに健在で、世界はどれほど暗いか、想像するだけでゾッとする。

 

10月、香港を離れ、一人で日本に渡った。旅行では何度も来たはずのこの地、いざっ生活してみると、私は実は日本という場所よく知らなかったと改めて認識した。家族では日本語をよく熟知するのは私だけなので、香港でも私をサポートする味方はいなかった。仕事、飛行機、賃貸、家具、電気ガス水道、スマホ、そして生き方などなど、全てが一人だけで頑張ってきた。苦労していまやっと落ち着いたが、自慢話ではないが、振り返てみると、私は私の行動力と適応力にちょっと感心したこともある(苦笑

そもそも洗濯や家事なども、今まではやったことはなかった。こうして考えてみると、私が今年初めて体験した出来事は、たぶん今までの十年、二十年よりも多い。

ここまで苦労して、手に入れたのは「自由」という空気。それはそれでもうすでに幸せです。

 

ゲームは、PS5が発売されたが、私は自分自身の「自由」のために最初から見送りました。そして今では落ち着いて抽選に参戦したが、正直あまり期待はできません。今年は武漢ウイルスのせいで家で籠もる時間は多かったが、5月以降はほぼ私自身の運命と戦うため、ゲームする余裕はあまりなかった。ゆえに、今年の振り返るタイトルはありません。少し残念かもしれないけど、今年は今後のことを準備する、と考えるほうがいいかもしれない。

 

ということで、2020年は大変な一年だったが、もうすぐ終わります。良いお年をお迎えください。