数ヶ月前、日本ではライドシェアのニュースが目立つが、いま香港でもそのようなものが騒いている。
もっとも、香港のタクシーは、これまで政府が発行・許可したライセンスのみで運営できる、そして許可された車は例の赤い車であった。しかし、香港の経済が国家安全法などの影響で堕落し、最近ではUberタクシーを始め、中国からの「的的出行」などのサービスが広がっており、香港のタクシーは風前の灯火となっている状況。
実は、香港のタクシーの運転手は、ほぼ9割は親中派です。5年前の民主運動においても、タクシーはほとんど政府側に立っており、デモ参加者に傷させるケースすらあった。にも関わらず、加害者の運転手は無罪とされ、逆に被害者が罪問われる。ゆえに、香港政府からしても、政治的な理由でタクシー側の利益を最大限を守っており、ライドシェアサービスなどに関してはあまり乗る気ではなかった。
しかし状況を一変させたのは、皮肉にも中国共産党の「的的出行」であった。香港が中国と一体化と進んでいるいま、もちろん、中国のサービスが侵略してくる。そして、香港の経済もあまり良くなく、タクシーを利用する人はもちろんかつてほどではない。変化しない香港のタクシーは、こうして背景で騒ぎ出したのです。
もちろん、いまの香港政府は中国に文句をいう勇気も気概もない。もちろんタクシー側もない。だから、あえて中国側ではないUberタクシーを敵に仕上げてる。
自分は香港にいないので、実際の状況はよくわかりませんが、ネットの情報でまとめたことは以上となります。