かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

衆院3補選

投票権がなくとも、連日新聞紙ではそれを報じるので、嫌でも目に入る。そして前分析では自民3敗は確実ということもあり、今日の結果はあまり驚かない。

ただ、この結果を見て、真っ先に頭に浮かぶのは、「盛者必衰」という言葉で、果たして岸田や自民党は、『平家物語』の教訓を覚えているだろうか。長い間の「盛」で、自民党が驕れる人になり、このままでは結局「風の前の塵」になることという危機感、果たしてあるだろうか。最近彼らの言動と見えていることが、どうも実際庶民が直面する現実との乖離が激しい。


「政府は国民の名代にて、国民の思うところに従い事をなすものなり。」(『学問のすゝめ』)しかしいまの自民党は、どうも「国民の思うところ」を考えてないようだ。保身しか考えてない政府は、歴史を見るとやがて滅ぶ。それこそ『平家物語』の真髄でもあり、自民党が真っ当な保守政党であれば、日本文化の基礎であるこれをわからないはずもない。

 

それとも、本当にただ、「保守」と名乗るだけで、中身は空っぽなのか。

 

ちなみに、乙武氏に関しては、不倫のこともあって、負けるのは当然と見えるが、小池氏の選挙前と選挙後の言動を見て、この女の本性ははっきりと表したんですね。まあ、一番がっかりなのが、目先のことに惑わされて、「勝ち馬」に狙う国民民主党・玉木氏のことですが、この補選でわかるが、所詮彼と国民民主党もまた、まともな野党にはなれなかった。