かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

極左リベラリズム

世の中は極左やらポリコレが溢れている。それを認めないと差別主義者とラベルされており、あるいみ言論の自由の弾圧でもある。

去年よく見ていたコラムニストが紹介したこの本を、最近読み始めた、するとまだ序盤だけだが、すでに納得する話が出てきた。

「ポリコレ」を主張する「左」の主義者は、基本サッカーファンと同じ、自分が擁護する意見しか認めない、どのような場合でも他者の意見を徹底的に否定する。彼らは都合が悪い意見を無視し、自分の「正義」を大々的、道徳的高位としてアピールする。

序盤ではイラク戦争を持ち出して、結構難しいに見えるが、難しい政治背景を除外すれば、いくつ結構納得する意見が出てくる。

言及されたのはイラク戦争ではあるが、いまのイスラエル・パレスチナ戦争でも適用可能です。「左」は自分の「正義感」を満たすために、常にイラク(パレスチナ)の側に立ってる、彼らがかわいそうと訴える、もちろんこれまでイラク(パレスチナ)がやってたを徹底的に無視する。しかし、「では、どのようなイラク(パレスチナ)がいいか?」という適切な問題と聞いてみると、「左」はまともに意見を出せない。つまり「空っぽ」、あるいは「日和見主義」。

 

最近日本でも広がってきた。LGBT、クルド人問題や外国人問題で、「それらに対し否定的な意見でもあったら何もかも『差別主義者だ』と攻撃的な輩が多い」。彼らはその行為が称賛すべきことに自惚れるとともに、後先のことをなにも考えてない。ときにも論理的でないことをいい始める。極めて危険であり。

彼らは自身がやってたこと自体が、「独裁者」と似たようなものというのを自覚してない、ときにも自分がヒーローお前らが悪魔と勘違いしているのがたちが悪い。

 

結構(英語)難易度が高い本(作者はイギリス人なので)、だが英語力を鍛えるとともに、改に世に蔓延する「極左リベラリズム」を再認識するいい本です。

要は、「お前は差別主義者だ」とかよく主張する奴らは、ただのキチガイです