かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

FF7リバース・13

古代種の神殿攻略中。もう寄り道が完全に飽きましたので、最近頭痛も頻発になったしさっさとクリアを目指すモードとなった。

全力疾走だがやはり長すぎてまだ攻略中だが、もう後半まで来ましたので、今週でクリアを目指したい。

 

さて、このゲームの寄り道は豊富といえば豊富だが、地味で作業的。ヘイトが集まるチャドカs(ryはともかく、『ウィッチャー3』との差はいったいなんなのか。やはり寄り道の中身です。

まず、最初からこのエリアのコンプリート要素など提示するべきではない、何なら遠いとこにサブクエストあるよみたいなことも提示するべきではない。『ウィッチャー3』はその村あるいは近いまで到達しないとそこになにがあるかわからない、だから隈なく探索してた。そしてとあるクエストで別の場所を目指すとそこにまたクエストが増えて、寄り道が増えて、そこでどんどん探索するわけよ。最初からすべてを提示すると、ただあちこち埋め尽くす作業であり、せっかくの広いマップが台無しになる。

また、オープンワールドでは似たような収集要素であっても、内容や展開を差別化するべきであった。例えば写真やライフスポットはちゃんと話を用意して、なぜそこにたどり着くか、裏話みたいな展開を用意してほしかった。何なら写真は何かしらのヒントで自力で見つけるように誘導するべきであり、最初からワールドマップでここで写真を取るよ!みたいじゃない。

エンシェントマターでは少し内容がある話を用意するが出来がまちまち、一部ではイライラするミニゲームが邪魔するが、何より内容が見え見えで面白くない。例えば最初のエンシェントマターのベグの話、単純に同じ展開(ベグが逃げる)が3度も展開するだけで中身がまったくない。その後ではただミニゲームをやるだけの話もあり、クエスト自体もほとんど深い意味などなかった。

トレジャーは用意されるがもらって嬉しいかと言われたらノーだ。どれも役に立てないゴミ素材やアイテムばかり、「トレジャー」とはいい難い。バランスも大事だが、そこも自由度をユーザーに与えるべき欲しかった。例えば『ウィッチャー3』の「狼流派」などのような、メインストーリーでは関わらないけど、探索だけで強い装備やマテリアをゲットできる寄り道が欲しかった。

このFF7リバースでは何でもかんでもバトルシミュに詰まっているから、結局RPGとしてはつまらないわけよ。そもそも使えるものがバトルシミュでしか取れないなら、もう最初からバトルシミュだけでよくないか?

あるいは、そんなにたくさんシナリオを用意できないからミニゲームやらバトルシミュみたいな、中身が何も無いもので誤魔化す、とも考えるべきか。

 

確かに本作は和ゲーでは比較的にクォリティが高い部類ではあるが、それでも中身はPS3世代のオープンワールドゲーと変わらない。せっかく見本『ウィッチャー3』を参考したのに、真髄まで真似しないと意味がない。このあたりはR3で改善してほしい。

でなきゃ、ハイウインドなんて別に実装しなくてもいいよ、意味ないから

 

…ってかこのゲームはアクセサリーは1個しか装備できないのも、パワーアップの自由度が高くないよね…