僕はLGBTやらポリコレやら関しては好きじゃないけれども、まあ言論の自由という原則として、他人に価値観を強要しなければ基本は距離を置くだけで別に気にはしない(逆に最近欧米では、とりわけディズニーはLGBTやポリコレ以外は一切認めないことは、言論弾圧と同じだから僕は嫌いですね)。
ホモやらレズやらもそうですが、まあ人それぞれ好みが異なるからあれこれ言うべきではない。ただ、どうやら香港の言論弾圧は、この方面にも伸ばしたようだ。先週とある学校の生徒がBL本を学校に持っていて、それが発覚された。そして事態が大きくなり、警察が漫画の店舗に調査し、店主に「BLは売るべきではない」と「アドバイス」したら、すべてのBL本が様々な店から全部綺麗さっぱりに消えていた。
この警察の「アドバイス」は、香港の現状ではもはや圧力、明文化されていない法律。前でも諷刺漫画が全面封殺された、今度はBL。政府や警察の鶴の一声で何もかも決めてるこの香港社会は、言論の自由はどこにもない。
そういえば、今日はコミケ。おそらくかなりの猥褻漫画が展示されているこのイベントでは、僕は参戦はしないけど、このコミケのために、日本のオタクは勿論だが、海外からもわざわざこのイベントのために来日する観光客もたくさんいる。そしてコミケの経済効果はどれほどなのか、もはや言うまでもない。
すでに死んでいたこの国際都会は、果たして数年後、何が言えるだろうか。