かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

4年前の「7・21」

最近香港の話をあまりしてないが、それは単純にほとんどのニュースはローカル限定で、ウクライナやガザ地区と比べると圧倒的に規模が小さいから、あえてスルーしました。

とはいえ、先日「7・21」の真実がやっと明らかになった。「7・21」とは、4年前デモが過激化のきっかけである、元朗駅の白服集団が無差別に人を襲う事件、警察がわざと到着を遅れて、背後では白服集団も警察も中国共産党の指示を受けているではないかという陰謀論だが、どうやら本当らしい。

昨日とある記事によると、当日の駅長が、「7・21」の2日前すでに警察からの、「7・21」当日は二人の私服警察官をコントロールルームに配置したいという連絡を受け取ったという。また、「7・21」当日は17時からすでに私服警察官がその場所で待機していた。つまり、警察ははじめからこの襲撃をわかっていた。

 

なぜ今更か、すでに独裁社会と化した香港では、こんなことを認めても、誰も責任を追わないからだろう。あるいは怒りがあっても追及する勇気は誰も居ないだろう。

なにせ、勇ましい民主派はすでに全部逮捕され、残りはただの風見鶏だから(中国共産党から虐められ、見捨てても、選挙をでないと民主が死んちゃうよとか今の香港選挙に付き合う頭おめでたい連中です。無論、12月の区議選は全員切り捨てられた)。

 

あらためて、この香港政権は許さない、許すわけには行かない、と僕は思った。