かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

新・平家物語(五) 読了

昨日読み終わった。

たいてい二ヶ月ベースかな。読書できる時間は、平日では仕事と勉強の後で寝る前だから、よくて1、2時間。とくに寝る前だと、徐々に眠気が襲ってきて集中力が切れるので、よほど話が盛り上がるとかじゃない限り、そんなに早く消化できない。

休日では余裕が出るかもしれないけど、休日は休日で平日でできないことをするから、そうとも言えない。

ゆえに大抵1日1-2時間ぐらいしかできない。

 

さて、新・平家物語の巻5では、義経の平泉、頼朝と政子と時政の話、そして鹿ケ谷の陰謀。そして、武蔵坊弁慶も数回だけ登場した。

義経の平泉はそもそも平泉に旅行する理由でもあったので、ここでは何度とも言わない。

頼朝と政子と時政の話はちょっと意外、順番的にまさか先にネタされた。もちろん鎌倉殿13人のような「首ちょんぱ」というふざけなではないが、時政が頼朝と政子の付き合いを邪魔してくるのは大抵そのまま。そして政子と山木兼隆の婚約をなんとか成就させる時政、その山木兼隆は一応鎌倉殿でも登場しましたが、印象に残るほどの活躍はしてないので、正直自分もそういう人の存在を忘れた。

さて、話は新婚初夜で政子が失踪するところで一旦話を預かり、この物語の主人公(話は巻4からずっと源氏だからもうこれ平家どこに行った?というぐらい久々に登場)清盛と鹿ケ谷の陰謀の話に戻る。ここで清盛は暴れているが、世間一般に描かれた極悪非道のともまた違う。なんかこう、家族を守るために仕方なく反乱分子を一掃するみたいな。そして重盛が成親の助命についても、結局は嫌ながら聞くことになる。また、権力よりも福原、何でも福原。そのような描き方について、まさか途中作者が自ら長い文章で説明するのもちょっと予想外ですけど、それはともかくよくこれほど複雑怪奇な事件をここまでよく整理したな……(正直アニメ「平家物語」ではここが理解できなかった)

 

巻6に続くだろうけど、ちょっと予算オーバーなので緊急じゃない散財は一旦後回しという形で、ここで一旦止まり。まず、ほかの本を消化しよう。