やっと落ち着きました。
実は今日は仕事です…。うちの会社、年末年始では28日からなので、年末休暇のあとにまた仕事とはずいぶん殺風景ですね。とはいえ、去年から学んだことは、年末年始に近付くと、ほとんどの観光施設や店もやってないので、遠いから来たのになにも回らないのもまた殺風景だから、今年はちょっと早めに行くことにした。
正直史跡だけが考慮要素だと、大分県の優先度はずっと低いんです。そもそも大分県って、温泉ですよね。それ以外何があるというか…。大分トリニータ以外自分には詳しくないっす…。戦国時代だと大友宗麟なんですが、大友宗麟の史跡なんて正直あまり有名ではない…実際、今回の旅でも、大友関連はかなり少ないし、人気スポットとも言い難い。おそらく一般人は島津ならある程度知ってるかもしれないが、大友はかなりマイナーなんですね…無双にもプレイアブルキャラになってないし(おそらく宗教の問題だろうけど)
だとするとなぜ大分県を選んだのか、和気清麻呂公です。
3年前来日と決まった際、日本の歴史を奈良時代から読み直すと、その中でかなり印象深いのが、和気清麻呂公です。正しいことをしただけなのに、それで権力者の怒りを買い、左遷され汚い名前に改名させ、無実の罪を着せられた。なんとなく自分いまの経験を重ね、彼のことが憧れになった。だから、あの頃から宇佐神宮は必ずお参りに行きたいと思った。それが、大分県を選んだきっかけです。(もちろん生誕地の岡山県和気町もまた、いずれは行こうかと思っています。もしかして来年GWで行くかもしれません)
ぶっちゃけほかの観光スポットも全部おまけで、宇佐神宮だけが本命と言えるぐらい、今回の旅はかなりシンプルです。ゆえに、去年と比べてあまり緊迫感がなく、食事に回す時間も多く、それなりの余裕が出ました。
とはいえ、さすがに宇佐神宮だけのために有給と飛行機とホテルを使うのはあれなので、事前は色々と調べました。それで由布院、中津、臼杵を定めた。別府は直前までも対象外だったのが、元の予定は古墳だけど場所がなかなかの僻地でコスパがとても悪く、別府は地獄めぐりの観光バスがわりと面白そうだから急劇に予定を変更した。まさか地獄めぐり当日では吹雪で一層地獄と化した(九州を選んだのは去年島根がひどかったからというのに…)。
様々な観光地で、わりと予想外だったのは福良天満宮です。神主さんも巫女さんもとても親切で、置物はとても可愛らしく、とても印象深いでした。
さて、来年のこの時期もまた九州に回りたい…。わりと、以前鹿児島も一度行きましたけど、ツアーだったので史跡はまともに回ったことなく、島津義弘公銅像すら出会えなかった…