GWを前にして、知床の遊覧船の事件が休日の楽しい気分をぶっ飛ばした。久々に、日本の「闇」を実感する事件でもある。
調べると、事件の遊覧船は過去ではすでに事故があったという、またベテランの従業員が一斉解雇された経緯もあり、今回の事件はたとえ今が回避できても、いつか必ず起きることではある。社長が土下座や謝罪するだけで済むことではない。
観光客はプロではないので、天気が悪いなど、そういった状況や問題に会社には臨機応変のスキル、適切な対処と判断が必要。責任はどうしても会社、そして社長にもあるという。
しかし、改めて考えると、人は常にこういうときでは油断する。仮に自分がその場に居たとしても、おそらく天気が悪くともいけると思って船を乗ったんだろう。特に去年、長野や島根でも、天候が悪くとも厳しい山城を登山した…。思えば今生きているのは、多少運が良かったかもしれない。
今年のGWは、引越しのこともあるのでどこにもいかないが、果たして吉か凶か。とりあえず、来週はみなさま、楽しい時間を過ごす同時に、常に冷静に保ってほしい。