かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

あれから一年

一年前、まだホンコンに居ます。しかし、ちょうどその頃、中共が国家安全法を強引にホンコンで実施と決定し、ぼくがホンコンから離れる引き金になった。

その前ではどんなに悪くても、ホンコンでまだ戦えると考えましたが、この法案の出現により、中共はもう面子のために本気にホンコンを潰すつもりと理解し、ホンコンに残るとただ独裁政権の奴隷になるを意味すると覚え、離れると決意した。この瞬間から、平和的な抗争はもう完全に道が潰されると予想したが、今見るとこの予想は見事に的中した。ただ1年、ぼくが知っているホンコンは、もう面影すら残っていません。

人によっては色んな戦い方はありますが、僕からしては、ホンコンに残るとたぶんできることは何もないので、海外に行って、少なくとも独裁政権を支える奴隷にはならないと思い、この家らしくない家を離れたのです。所詮ぼくは前線で戦う人間ではない、そういうタイプでもない。ならば僕のできることは中共の「敵」を支えることだ、その故に、最初は欧米と日本を選んだが、結局コロナの状況もあって、日本に渡りました。微力とはいえ、細やかなことでも中共を倒すことに繋がるとならば、僕はもうそれで満足するです。

海外で生活することは以前では口だけとよく言われました。最悪の事態でない限りホンコンを諦めたくないだけです。ただ国家安全法の出現により、ぼくはホンコンもう救えないと悟った。ゆえに行動に移した。そして、あれこれに経て、ついに1年を迎える。

本当に、この1年は、人生最大の分岐点ですね。

 

正しい選択かどうか僕はわかりません、ただ、少なくとも中共の味方にはならない、それは僕にとって最善の道であろう。