この前ではモデリングを挑戦しようと言いましたが、あれから週末や暇のときでは少しずつ仕上げた。もちろん、初めてなので色々と苦戦したし、中盤から参考書も細か部分の解説は省略され、結局のところ同梱された完成品を見て研究し、やっと、形ができました。
あっはい、本はずん子なんですけど、途中では浮気して千夜の要素を入れた。浴衣もそうなんですから実は似ているじゃないかなと思いつつ、どうせ実験だから、面倒なパーツを省略し、独自に仕上げた。
そもそも一番難しかったのは、手は予想できたが、お尻と鎖骨の部分も難航だった。鎖骨は意外といい形に仕上げるのは結構面倒なので、初心者では思わぬとこで苦戦してしまう。
しかし、いろいろと作ると、だんだんとBlenderの使い方やモデリングのやり方を覚えて、中盤からはスピードを上げていた。結局の所、細分化して、線や面を引っ張り、点を融解し連結し、そしてやはりモディファイア!
モディファイアは人体に必要な曲面を簡単にできあがり、あとミラーやソリッド化など便利な機能があって、これらをうまく使いこなせば、あとは調整と調整と調整だけ。
と、もちろん最終目的はUnityに入れて操作することなんですけど。まあモデリングさえ出来上がったらもう最終段階ですね。
しかし、実際やってみると、本当に人のモデリングは経験かなあ、ぶっちゃけ人体についてはそんなに研究してないから、参考の完成品がないと本当にすぐ詰むかもしれません。
あと時間がかかる。今回の経験で、ゲームモデリングはこんなに面倒なのか、改めて実感する。
だから使い回したいよねw
参考書のずん子の本ではBlender 2.7ではあるが、最新バージョンの2.8では操作やインターフェイスがかなり変わったため、一部の解説では本の書いたとおりにはならない。特に基本操作の部分では、ほとんど直感でやるしかない。このへんはここでは解説しませんけど、モデリングをやる前に、まず本で書いた基本操作の2.8バージョンを覚えたほうが良い。
また、下絵についてはかなり変わった。この部分はかなり手こずった。解決策の1つでは、2.8ではカメラから設定することができる。あとはカメラサイズを設定し、位置と向きを変更する。
モディファイアの名前も変更された。よく使われる「細分割曲面」は「サブディビジョンサーフェス」、「厚み付け」は「ソリッド化」。このへんは注意する必要ですね。