かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

シェンムーII クリア

黄天楼の怒涛なQTEは正直しんどかった。今までは特に悪いイメージはなかったが、いきなりたくさんのQTEが出てきて、しかも失敗したらかなり前からやり直し…例えば白虎というやつ、バトルの最後ではQTE、しかも更にバトルそしてさらにQTE、あそこでどこで失敗しても最初からやり直し、あそこはかなりイライラしてた。ちなみにデブのボスは、バトルのあとでは4連続のQTEで、どれも失敗したらバトルの最初からやり直す必要だけど、事前攻略サイトからコマンドを暗記し、冷静に対処したら運がよく一発行けたが…、このような仕様はかなりうざいもの。

なぜこのような、ゲームの面白さに直結しない、腕も何もただのイライラ暗記ゲー(しかも判定のタイミングが特に厳しく)がここまで流行ってたのか…シェンムーがQTEの元祖と言われると、正直殺意が湧いてたよ…

話がテンポがよく、中盤からはどんどん面白くなり、そして桂林でヒロインにやっと出会え、のんびりに会話するのが結構良かったのに、突然湧いてくるいろんなQTEは、本当にいらないよね。特に話とは全く関係ないのに、明らかにQTEやるためだけのくーそ長いQTEイベントはな。

 

さて、桂林でヒロインで出会え、あそこから父の死に関係する鏡の謎がやっと判明しそう…と思われる瞬間でED。そもそも2の桂林編は大まかヒロインと一緒に山を超えて家に戻るだけの話(そんな中にたくさんのQTEがゲーム部分です)、つまり結論というとまだ何もかもわからないまま終わったとのことで(しかも何か重大な謎が現れ瞬間でED)、まあ続編が欲しがる気持ち、わからないこともない。あえていうと、閃の軌跡3のEDみたいなもんですよね。軌跡のことを考えると、まあ軌跡は良かったんだよな1年で何もかも解決したのさ。ここに来て、やっと2015年シェンムー3が発表されたとき、みんなの喜びを理解できたとのことです。

これで3への準備も終わった。

 

買うべきかどうかは、20年前のゲームを覚悟し、終盤怒涛なQTEに我慢する必要がある。話は良かったかと言われるとまあ普通ですね(そもそも進展が実に遅い、いろんなことをやってやっと話が進むという連続)。でも雰囲気は良いかもしれない、あとキャラの描写はわりといい。あと3、っていうかシェンムーはどういうゲームなのかをわかるようになる。まあ、1と2をクリアしたら3を自然的にやりたくなるから、3に興味あるならまず1と2をやったほうがいいですね。1と2が合わなかったら3も多分無理だしそのまま終わればいいし。

 

3のQTE、たぶん無いわけでもないけど、もっと優しくてほしいな。正直このゲームでQTEのこと更に嫌いようになった。