GW明け、しばらくなにもないと思ったら、会社から特別報酬を用意すけどPHP5の保守案件をやってくれるかとの依頼が来た。
えっそうですよPHP5です。どの会社の案件はさすがに守秘義務なので言えませんが、この国（しかも東京です）ではいまだにPHP5を使ってるサーバーがいるんですよ。ふはは怖かろう？
自分は別にお金のために来たわけじゃないので、拒否しましたが、社内ではPHPを知ってる人もあまりなく、仕方なく書類整理ぐらいはやると答えました。
しかしなんでだろうね、PHP5はとっくにEOLなのに、そんな古臭いものをサポートし続けるメリット自分にはわかりません。
会社的に、向こうがお金を出してくれるからそれで受けたんだろう、でもPHP5案件なんて受けて大丈夫だろうか、と正直自分には思えませんね…
とはいえ、たぶん自分のような社員は扱いづらいだろうね。お金「だけ」では動かない、なにせお金を求めるならそもそも香港から離れるわけ無いだろうよ。
いま香港は自滅中だけど、聞けばプログラマーがそれ以上に本当に人材難らしく、日本の給料の倍以上もらえるらしいですよ。
世の中ではベトナム人が本当にお金だけで動くのが多いので、社内でも一時ではベトナム人が二桁ほどの数でめちゃ多かったけど、いまでは５人もいない印象。円安などの理由を含めてみな他所に行っちまった。
それでも自分は動かないのは、お金はまあ重要ですけど、お金以上に大事なことがわかるからです。
そういえば、香港のことだと、今日「Glory to Hong Kong（香港に栄光あれ）」、あの香港デモの歌が香港において完全に違法となってしまった。法廷では色々と裁判を経たんですが、結局「犯罪」の理由は、特首の鶴の一声で「俺がだめといったんだからだめ」という理屈でした。どうやら他にまともな理由でこの歌を”違法化”することができないらしい。
この歌が結局、香港で「違法化」は既定路線だろうと思うけど、こんな無理やりなやり方でものを「違法化」するのは、醜い以上に、結局香港は完全に独裁政権という事実を、自らアピールしているもの。
こんな場所、自滅しても構わないよな。
