去年クリスマスは来日ばかりなので、しかもコロナウイルスが徐々に増えてた頃で、結局家に引きこもりのままだった。しかし、去年の経験から見ると、一週間ずっと家にこもるのはかなり辛かった。だから今年はどこか出かけようと早々決まったのである。
候補はもちろん、まず足に伸ばしたこと無い県。そして大人気なところではない、かつ、歴史的なものがある。そんなことで、候補は滋賀県の彦根と島根県の松江を絞った。島根を選んだのは、単純に島根のほうが見どころが多そうと、個人的に以前から山陰に興味があった。
運が良いか悪いか、最悪の天気と向き合うようになった。だが、もう一つの候補である彦根の方がもっとひどい状況であった。島根はたしかに吹雪があったが、正直観光できないことではない状況です。
ただ、そんな吹雪の中で、一人で安来の月山富田城を登ったことは、たまにも自分の勇敢さと無謀さに呆れるな…。よくこんな状況でも命を知らず登る気であるな…と。
写真はこちらになります、あまりにも多いので、今回の戦い記録はGoogleフォトで公開しました。
1日目(雨) 東京→米子空港→松江城(とその周辺の神社や観光地)→八重垣神社
ANAの9時の飛行機で、とりあえず午後でも活用したい気持ち。日本の国内線はこれで二度目だが、前回は香港から来たので、正真正銘、「国内」という気分では初めてです。
米子についたらまず縁結びパーフェクトチケットを購入。これはすごいぞ。4000円で3日間バス乗り放題だ、電車も一畑系でも乗り放題だ。出雲大社に行くときでも利用可能。あと一部の観光地では割引か、特別なお土産か。松江ではバスがメインで、出雲の往復は電車では2000円かかるから、縁結びパーフェクトチケットのおかげで交通費用が楽になった。
ちなみに松江のバスではSuica使えます。
松江に来たのは12時頃、島根ではかなりの雨。正直今回の旅を振り返ると、やはり雨より雪のほうが楽かもしれない。雨は傘をさす必要だが、雪は意味ないから雨より動きやすい。正直傘の管理が非常的に面倒であった。カメラを構える余裕もあまりない…
その後は14時で早速八重垣神社に向かう。それなり有名な神社で、鏡の池の縁占いをやってみたかった。なにせ、ぼく、まだ独身です。一応男だから、女の子との縁がほしい気持ちは、一応あります…
早く沈めば縁が早いだそうです。ぼくの場合は5分ぐらいです。15分以下ではセーフなのだそうで…。
その後松江に戻って、一旦ホテルにチェックインし、夜の由志園に回りたかったが、帰りのバスを見逃すとタクシーしかない危険があるとのことで、2日目に回した。
2日目(大雪) 松江→出雲大社→玉造温泉(玉造温泉ゆ〜ゆで日帰り温泉、玉作湯神社)→由志園(写真の由志園イルミネーション)
天気予報通り、ひどい天気であった。雪です!!!!!
東京で見た1cmの雪ではなく、ちゃんと積もった雪、一面の真っ白。ただ、10cmぐらいなので、交通に影響はなかった。
一畑電車で出雲大社に就くと、吹雪が吹き始めた。当日を思うと、お天道様が出てきたり、吹雪が吹きたり、かなりカオスの状態です。稲佐の浜に行こうと思ったが、吹雪があまりにも激しすぎので諦めました…まるでぼくを阻むような吹雪であったので、おそらく神様の導きなのだろう、行くなっと。
天気があまり酷すぎるので、出雲で観光するのをあきらめ、出雲蕎麦を食べたら松江に戻って、玉造温泉に向かった。まだ早いので日帰り温泉でゆっくりにして、玉作湯神社 でうわさの叶い石を作れました。その後は由志園に。イルミネーションはすごかった。
3日目(大雪) 松江→安来→安来市立歴史資料館→月山富田城→瑞光山 清水寺→和鋼博物館
こんな天気で月山富田城を登るのは、まさに七難八苦。もちろんそんな馬鹿なことはぼく以外、もうひとりがいました…ただ、その人の動きを見ると、たぶん慣れた身なので、地元民なんじゃないかな。荷物も持ってませんし。
まず歴史資料館の人に安全かどうか聞いて、行けるよと言われて、「よし行こ!」という気持ちで踏み出す…。
たしか、月山富田城への道はかなり整備されたので、普段ではめちゃ登りやすいです。ただ、今回は雪の積りが30cm以上、階段も埋めてる状態。正直階段よくわからない状態なので、整備されても難易度が激高。むしろ階段のせいで滑る可能性がある。なので1時間の登山はまたしても死神との戦いでした。ただ、登った瞬間の感動はとんでもない。しかも登る途中では雪がしょっちゅう吹きますが、登ったらお天道様がお見えになる。まさに七難八苦を越えて、普段では見れない絶景を俯瞰。正直言葉に出ない。やればできる、ということです。
その後の下山はもちろん大変だが、なんとかした。一応登る際も降りる際も尼子神社をお参りしましたので、それが無事の原因かも。
その後は安来の他の場所を回って、松江に戻る。
4日目(曇り) 松江→大田→石見銀山→松江→商店街→宍道湖夕日スポット
4日目は一番いい天気でした。だから石見銀山に行こうと思った。しかしまさか休館日という罠にハマった。せっかくいい天気なのでどこもCLOSEDで正直がっかりする気持ち…。ただ、ぎんざんカートのドライバーさんと話して、銀山自体は入れることで、無駄足ではなかった。山吹城を登ろうと思ったが、まだ雪は完全溶けてなく、道は危険だろうと思い、やめた。
そのあとは松江に戻り、そういえばまだ松江をまともに観光してないなと思って例の商店街を回ってみたが、まったく誰もおらん……こんな静かな商店街はスポットなのか……
一応曇りだがお天道様がお見えになるので、宍道湖で夕日を楽しんだ。一応少し見れたので、今回は満足です。
正直、島根県は調べたらまだまだ見どころが多く、例えば美保神社など、今回では回る余裕がなかった。そのほかにも益田方面、そして米子方面、鳥取方面…。たぶん山陰をもう一回チャレンジすると思います。ただし、もう冬では絶対来ませんw
制県レベルがレベルアップしました pic.twitter.com/FrwTxtzjle
— 白鳥かりん (@karinshiratori) 2021年12月30日
そろそろ四国と中部かな…