かりんちゃんの随心遊戯日誌

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ファイナルファンタジーVII リメイク

レビューバージョン PS4 Pro

待望のFF7のリメイクがついに発売された…ミッドガルまでなんだけど、それでもそれまでの話を今風のグラフィックとシステムにアレンジされ、数々のシーンがリアルのように再現され、ファンにとってはやはりたまらないだろう…

しかし、リメイクは単純にグラフィックだけがパワーアップしたかという話ではない、FF7の話自体が「リメイク」されることが正しい。このようなやり方は果たしてファンの望む”リメイク”なのか、さすがにこれはレビューで語ることではないので評価しませんが、このままでは続編はどうなるかは、正直なんとも言えないかもしれない。そもそも、話では原作のネタバレをかなり多く、ミッドガルまでだけど、リメイクではほぼ原作の黒幕や核心の内容まで語られてしまい、ここからだともう謎はあまりないなのでは…という疑問もあって、ここからの展開、そもそも製作者の意図はどんなものか、正直読めません。

さて、ゲームの評価に戻ると、ミッドガルまでではゆっくりに探索する時間もなく、イベントが連続発生でダンジョンはほとんど一度離れたら二度と戻れない仕様ということで、正直クリアまではRPGやってたというより、アクションアドベンチャーを遊んだという気分です。特にチャプター制ということもあって、なんだか「アンチャーテッド」やってるような感じで、”RPG”として期待すると、正直少しがっかりかもしれない。確かに、一部ではそれなりの自由時間が用意されたんだけど、それでもマップはかなり小さい、探索できる場所は限られているなど、全体的にいまいち、自由度があまりない印象。事前情報ではミッドガルのボリュームをパワーアップと期待されたんだけど、結局原作でたどり着いた場所のみで、しかもスラムのような場所なので、そのへんは正直少し失望したかも。

そもそもダンジョンでも似たような風景が多く、無機質な、一本道の狭いダンジョン。ミッドガルまでの話ではそういう感じだから仕方ない部分もあるけど、やはりどこに行っても似たような感じで、ウォールマーケットの作り込みだけはかなりすごかったけど、全体的に物足りない。殆どの時間では「前に進む」しかないゆえ、育成やレベリングする余裕もあまりない。そして追加された部分では、ジェシーの話では良かったかもしれないが、全体的に蛇足も多くて逆に鬱陶しいであった。世界観や原作では語れなかったエピソードが追加されたと思いきゃ、別にやらなくても内容がほとんどであった、いわゆる水増し。ショートカット解放や遠回しにマテリアを取得するだけでもクエスト扱い時点では割と残念であった。

戦闘では原作のATBをアクション化したもの。序盤では違和感があって苦戦はしたんだけど、中盤以降ではマテリア次第で戦略が増えて別に悪くなかったと思います。敵は確かに硬いけど、ちゃんと弱点で攻めて、対策を考えると全然戦えるので、むしろそこは良いと思います。ただ、まず敵のAIはあまり賢くない、「たたかう」以外ほぼ何もしないし、物理に効かない相手でも行動が変わらない。アクションなのになんでもプレイヤーが操作しなければならない点はちょっと鬱陶しい。なぜほかのアクションRPGのような指示や基本の行動設定も用意されてないかちょっと理解を苦しむ。確かにキャラは自由に切り替えるが、問題は既にアクションゲームなので、いちいち状況を確認する余裕もないし、さらに切り替えた時点で、なぜかヘイトまで操作キャラに切り替えたという理不尽。仲間も戦略的な設定が用意できたら、戦闘はさらにおもしろくなると思うけど、ちょっと残念であった。

ちなみにもう一つ気になることだが、このゲームでは、特にボス戦においては、マテリアの組合わせが重要だけど、ほとんどは実際そのボスを「みやぶる」まで攻略法を検討できないという点。そして攻略法が判明された時点では、戦闘中ではマテリアを自由に変えられないので、戦闘前まで戻す必要があった。確かにゲームプレイに支障はないけど、いちいち戦闘前まで戻すのは、かなり面倒くさいと思います。特にその間ではロード時間があるため、非常的にテンポが悪い。せめてATBゲージを消費してマテリア変更を行うとか用意されたら、もっと便利じゃないかな。

このゲームへの批判はミッドガルまでしかないのがほとんどなんだけど、このゲームの作り込みや密度を考えると、ほとんど一回しか通過しないミッドガルの様々な場所では、それも仕方ないことと思います。ただ、”本当に”補完されたエピソードは少ないということはちょっと残念。グラフィックや演出については文句はないけど、一部のテスクチャは確かにあまり良くないクォリティです。ゲームの評価については、ミッドガルまでは満足だが逆にそれが理由で物足りないという点。ゆえに、このゲームの評価は最初から既にわかった、決めていた、とも言えるかと思います。

ゲーム内容STANDARD システムSTANDARD グラフィック&演出GREAT サウンドGREAT

STANDARD