宇宙脱出パズル
本作は横スクに見えるが実はアクションパズル。最もアクションの要素が少なく、メインはパズルでアドベンチャーと考えてもよいでしょう。投射でクローンを作り、そして操作キャラを”スワップ”するなど、最初から最後までもその二つを利用して進行するゲームであった。答えさえ見つけたら実はどのパズルもすごい簡単で、面倒な仕掛けは一切ありません。しかし初見ではいろんな試行錯誤をしないと答えがわからないので、割に絶妙な難易度です。
ゲーム自体はパズルを解くながら進行するだけなので、探索要素があまりなく、割に一本道ですが雰囲気も音楽もとても良かった。マップはそれなり大きいが、テレポートなどの瞬間移動の手段が用意されたので、特に面倒なことはないだろう。ただし、トロフィー関連のものは、普通のプレイではどれも気付かないので、こんな配置でいいのかとちょっと疑問を持っている。
2Dの『ポータル』のようなゲームですが、久々に頭がよく働くゲームでした。ボリュームは短いだが、こういう独特な雰囲気は、久しぶりに新鮮さを感じました。良作です。
THE GOOD
+パズルの難易度は絶妙で面白い
+雰囲気がとても良く、宇宙にいる気分
+かなり快適
THE BAD
-一本道で少し短い
ゲーム内容:29/30 システム:28/30 グラフィック&演出:13/20 サウンド:7/10 ボーナス:6/10
83/100