かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

FF7リバース・6

やっとゴールドソーサーまで来ました。

スキップできるけど、コスタ・デル・ソルとゴールドソーサーもミニゲームまみれはちょっと擁護できそうにないですね…ゴールドソーサーは原作ではそんな感じだから仕方ないとしても、コスタ・デル・ソルはせめて差別化つけてほしかった。

街についたら普通に解放される気分のはずだが、このゲームでは「あーまたミニゲームかよ」というほどトラウマを見ているような気分…

そしてケットシーさんが登場。かの有名の「あんたにとっては多少でも、死んだ人にとっては、それがぜんぶなんやで」がめちゃ好きなので、ケットシーは結構好きですね。まさに独裁者に向かって一番言いたくなるセリフ(まあ独裁者はそもそも気にしないだろうけど)。まあ、でも上記のセリフは最終作でするから、今回では言わないがな…。

とはいえ、リーブ自身は「中国共産党を内部から変えよう」みたいなもんですから、僕はやり方を賛同しないね。暴走した組織は、結局変えられないから、放置すると結局誰も幸せにはなれない。ゆえに徹底的に潰す方が、再生に繋がる。

これもある種のトロッコ問題だが、もちろん誰かを犠牲するのは良くないけど、変わらないと結果的に最悪の事態になるとわかるなら、やはり問題の根源をなるべく早く摘み取る方がいい、のが僕の考え方です。

声優さんを見るとたぶん無双の秀吉そのままなんだろうなと予想したが、無双の秀吉そのままだった…こっちは猫だけど

 

ミニゲーム以外でも、チャドリーが結構ヘイトを買うんだが、たぶんその言動は全然空気読めないかもしれない。特に好感度意識してないから、結局ゴールドソーサーは一人ぼっちだけど、その頃チャドリーが投げてくるセリフはイラとしてきますね…他にも、無駄話が多く、いちいち場違いの催促(ときにも煽りに聞こえる)、探索中なのに邪魔してくるなど…あちこちプレイヤーを「邪魔」する。スクエニ的にこのキャラは便利なサポートキャラにするらしいが、逆に「親切にしすぎて」、出しゃばるうざいキャラにしか見えない。

おかしいよな、『ウィッチャー3』にはそんなものがないのに、どこを見て参考したんだろうね…

 

逆にコレル山の部分はまあまあ好きです。あそこは原作では結構地味なダンジョンで、ゴールドソーサーにたどり着くまで苦行でしかないから、ああいうアレンジはいいです。特にあとのダインとの話にも繋がる(原作ではダインのところは面倒でしか思ってなかった)

ただ、やはり黒マントは変ですね…

 

政治は嫌いである。

政治は嫌いである。

歴史の本を読むのが好きだが、得られた教訓としてはたいてい、愚直・率直な人は、政治には絶対触るべきではないこと、なぜなら負け組になるのが確実という。

 

残念ながら子供からアニメや漫画でめちゃ感染されてしまい、潔癖主義で清廉潔白がすでに自分の価値観となってしまいました。今更性格は変えられないし、そもそも変えられるならここにはいない。

 

政治はなぜどこでも汚い人間が勝ち上げるか…たぶん政治劇は結局、トップに這い上がることであり、その過程では結局回りを貶めないといけないからである。愚直・率直な人は、結局その孤高な「清廉潔白」が足枷となってしまい、最終的に「情」か「良心」のせいで、一線を越えられず、負け組になる。

政治の世界は人間の闇であり、人心の掌握・利害関係の調整・勝てば良いのだという世界。そこには理性も道理もない、結果が全てである。だから世の中では、勝利者はいい人ではないのが多いし、むしろ負けた悲劇ヒーローがたくさん生まれたのだ。

 

香港の親中派のほとんどがいま、このまま香港自滅は確実とわかっても愚かなことを続いたことも、結局政治の世界では、自分の利益が最優先であり、良知など構ってしまえば自分が負け組であることをわかってるからだ。

 

しかし、面白いことに、人間はそういう汚い人間よりも、やはり清廉潔白で率直な人を求めてしまう。なぜだろうか…

ほとんどの親が子供に嘘や陰謀を教えない、してはいけないと忠告したと同様に、人間は心の何処かに、やはり光を求めてしまう。

 

政治は嫌いである。

しかし、今自分がここにいる理由も、一晩世界がガラッと変わっても、すべては「政治」。切っても切れない。

 

関わると負け組がほぼ確実なので、極力、権力から離れるしかない。

あるいみ、オタクのままで回りからこいつガキかと言われる方が、一番賢明かもしれない。

なぜかわからないか、権力には人を惑わせる魔力がある。しかも知らないうちに。その魔力がやがて嫉妬、不信、裏切りなど、人間の負の感情が生み出されていく。だから回避するには、権力そのものを離れるしかない、遠くに。

 

むかし(香港)の中学では荘子の「庖丁解牛」という話があった。あれがきっかけで何かが目覚めたが、今振り返ると、まさに自分がこの浮世で闘う道しるべでもあった。

 

まあ、自分が求めるのは「自由」だけなんだけどね

鳥山明先生ご逝去

初めて見たアニメはなにか、という質問では正直自分自身でさえよく覚えてないけど(記憶に残るアニメでは『ダッシュ!四駆郎』が最初であった);初めて買った漫画はなにか、という質問でははっきりと答える。

『ドラゴンボール』だ

 

どういうわけかわからないが、『ドラゴンボール』漫画を買ったきっかけは新聞紙の広告であった。そして未だに鮮明に覚える、なぜか最初に買ったのは巻3だった。そう、クリリンが登場する巻。歳はもうあまり覚えてないけど、たぶんまだ6、7歳の頃だと思う。なぜというと、小3,小4辺りでは『ドラえもん』にめちゃハマっている時期であった。

あの頃では親が割と厳しく、そんなにたくさん漫画を買う余裕もなく、漫画などはテストか勉強でいい成績のご褒美です。ですから、子供の頃では漫画や遊びは頑張った成果であり、同じ巻でも何度も読み直し、別にそこまで好きではなくても、出かける際でも『ドラゴンボール』漫画が伴であった。

 

正直今でもそうなんだけど、世の中では『ドラゴンボール』はZ、いわゆる大人になったからの話なんだけど、あの頃では妙にZに拒絶反応が強い。だからピッコロ大魔王との決着の巻でピッタリと買うのをやめました。もちろん、今ではそこまで拒絶しなくても、やはり子供時代の冒険アドベンチャーのほうが好きだ。

 

まあ、それはもはやどうでもいい話だが、鳥山先生が居なければ、漫画にハマることもなく、今は違う人生を歩いたかもしれない。日本文化を触るきっかけでもあったという存在。そんな偉大なお方が、いなくなること、正直ショックを覚える…。

 

現実ではドラゴンボールが存在しない、死んでは生き返れない。ただ、先生が作り上げた、子供時代のあの純粋な孫悟空は、自分がずっと追いかけるヒーローの像でもある。ゆえに、あの純粋さが憧れ、「潔癖主義」になったきっかけでもある、かもしれない。

 

安倍さんの国葬には様々な意見がありますが、鳥山先生の国葬はたぶん反対する人はおらず、全日本、いや全世界でも満場一致ではないだろうか。

ともあれ、どうか安らかにお眠りください。

FF7リバース・5

FF7リバースで一番見たいシーンといえば、これほかない。

そう、ナナキの2本足のこと。船の展開は原作とはほぼ別物と変更されたが(カードゲーム大会)、このシーン、というよりこのセリフだけは忠実に再現されたのは、まあよしとするか。

ただ、結局のところ、後の展開(ジェノバBIRTH戦)を見て思ったことは、やはり黒マントを船に乗せる展開はかなり変であった。しかも、ジェノバBIRTH戦の後でも、船から無事に降りて生き残りがいる。原作ではノーポリゴンだから許される展開の数々、リアルグラフィックになった途端ではやはりどうしてもツッコミどころ満載になる。この辺のバランスは、やはり難しいものだ。

まあ、そもそもナナキの2本足もそれなんですね。

 

カードゲームは別に嫌いじゃないから船のカードゲーム大会は全試合1発全勝で収めたけど、ネットでよく批判されたミニゲーム強制がやはり目立つになったね。正直、ミニゲームをたくさん用意されるのは良いけど、できるだけメインストーリーで絡まない、あるいはなるべく強制のやつの難易度を落とす、のが肝要だが、スクエニはそのさじ加減はあまりにも下手。しかも面白くないのがほとんど…。

特にRPGのミニゲームは結局暇つぶし、息抜き程度で良いのに、難易度的に妙にこだわる。このあたりはリメイクでも散見だが、リバースではより一層酷くなりましたね…

正直ミニゲームを減らして、サブの寄り道クエストを増やしたほうがまだマシ。そもそも『ウィッチャー3』ってそんなにミニゲームは用意されてないぞ…素直に『ウィッチャー3』を真似してカードゲームだけ作り込む方が良いかもしれない…もちろんサブで(『ウィッチャー3』のメインでカードゲームやらせることは一度もないはず、だって実は僕あのカードゲームやってなかった)。

FF7リバース・4

今日は仕事で真っ先に「ゆっくりに仕事をしたい」と主張したので、ゆっくりできた…まあ、と言っても問題は自分の性格ですよね。どうも落ち着かないタチなので、たいてい会社からでも「そんなに急がなくてもいいよ」とよく言うけど自分だけバンバン走るという感じ。

このあたりは「香港人」だと思う。とりあえず効率効率。

香港人はたぶん日本人に負けず仕事好きなんです。ただ、香港人は基本「効率」が最優先なので、疲れ知らずガンガン走るのがほとんど。おまけに自分の性格もせっかちなので尚更。

だから「香港人」は労働力としては案内、かなり評価される。でなきゃイギリスの統治であそこまで発展することはできない。

ただ、悪い側面もある。前で立って企画・リードするのはものすごく苦手。だから、いまの香港がこんなザマ。

 

さて、FF7リバースは、ジュノンをとりあえずクリアした。ジュノンでは色々と変わった展開だが、リアルになった感じでオリジナルのようなふざけなことはできない(あるいはそのままでは違和感ありまくる)。だからそこを違和感なく改善するのは良いけど…

 

どうも正体がバレた後、第七歩兵連隊がそのままクラウドのことを疑わずついていくのはおかしいと思う、しかも容赦なく神羅兵を攻撃するし、あれはちょっと違和感を覚えた。

そもそもクラウド全員は賞金首で部外者なのに、ジュノンの空港でうろついても平気なのはおかしい。誰も気付かないのか?あるいはあえて気付かないふり?そこはちょっと配慮に欠ける展開であった。

そもそもあんな大きな刀を背負う神羅兵なんているか!!

 

まあ、とりあえずだ。船に乗ること…

ここも変。黒マントの連中が平気に船に乗るのもやはりおかしい。あの船長はポンコツですね。

仕事のこととFF7リバースのこと…

なぜか今週に入ったらまたあちこち手一杯、仕事の話です。そんなに緊急なことはないはずなんだけど、ずっとバタバタしてる、あれこれに追われて、仕事終わったらどうも死にそうな状態である…。

特にUnityの仕事ではもう一人がこっちに戻ってきたんだけど、逆にどのタスクを彼に与えるべきかそこがめちゃ悩むこと!!!だって彼はUnityもC#も初心者だから、正直何ができるだろうという状態。自分ではすでに手一杯で余裕がないのに…そのせいで仕事の量が倍になってるような気分。

あー正直ゆっくりに仕事をしたいな…

本音といえば同時に2本プロジェクトを進みたくない…

 

なのですみませんMさん、今では返信する余裕すらないのです…ごめんなさい。

でもメールはちゃんと見てました。また、もし気にしないであれば、このブログは匿名コメントが可能なので、ここでコメントを書いても可能です(コメントはちゃんと返事します、まあ荒らし対策でIPは記録されますけど…)

 

それでも少し時間でFF7リバースを進み、ジュノンの寄り道をコンプリートしました。

コンドルフォート強制はいただけませんなぁー本当に

あと、カエルのミニゲーム、あれはどう考えてもフォールガイズですよね…?開発は本気であれは面白いと思ったのか…?

さらにいうと、いま話題となっているモーグリのことは

 

まあ、あれはぶん殴りたい顔ですね…

Mさんからのメールを頂きました、そしてその返事。

正直急なメールが届きまして、わりとビックリしました(一瞬何事かと思いました…)。

メールは届きました、ありがとうございます。ただ、個人的にちょっと敏感なので、直接メールでは返事しませんのでここで返事させてください。

 

Mさんはなんでこのブログにたどり着いたのかちょっとわかりませんが、応援、ありがとうございます。最近日本での生活が安定したせいか、変なことを考える時間が余裕ができて(例えばなんでここにいるだろう、自分は日本で何をやってんだろうとか…)、ときどき情緒不安定になったが、Mさんのメールを拝読して、改めて自分が選んだ道は間違いなかった。

 

あの件に関しては、最近産経新聞を読んで、色々裏事情もわかるようになったんですけど、あの頃は欧米だって中国の本質がよくわからないだろうし、騙されるのも仕方ないだろう。ただ、日本は中国との付き合いがかなり長い方なんですし(卑弥呼時代からすでに)、やはり真っ先にこんなことはやめてほしかったね…あの頃もし日本がもうちょっとまともな行動を取れたら、世の中、あるいは香港の運命が完全に変えるとは言えないが、この魔物がここまで成長したこともないかもしれない。いわゆる、バタフライエフェクト…。

 

自分も政治が嫌いなんですが、この世では結局どんなことも、元をたどり着くと、最終的に政治が終着点なので、あるいみ「人」だからとも思います。「極楽征夷大将軍」の足利貞氏が話したように、結局自分自身その場でその時、最良の選択を取るしかない。香港でも、自分で行動しなきゃなにも始まらないという言葉もあるので、小さいな一歩でもいいので、投票はぜひお願いします。失ったからこそわかる投票の重さ…。

 

ただ、日本で暮らしているこそわかるが、たとえ投票できても、自分が認める人がなかなか現れないのも…例えば今年の東京知事選、小池氏が一人勝ちという状況じゃ、世の中はなかなか変わらないと思いますね…それでも、投票しないよりはいいので、どうか自分の分まで、投票するようお願いします。

 

投票以外でも、常に周りの状況を見て、世界を知ることも大事だと思います。上から目線で本当にすみませんが、日本人はやはりなんか「ゆるい」「警戒心が低い」という印象です。だから中国人に良いように利用されますね…。歴史書を読むと昔の日本人はそんなゆるい人間ではなかったはず…なぜだろう…本当にWW2で価値観そのものまで変わったしまったのか…そこが本当に謎ですね。

 

自分も正直そんなに影響力が強い人間ではありませんが、このメールで勇気付けられました。引き続き、このブログではゲームとアニメ以外でも、香港の事情、自分がわかる事情を発信し続けます。香港の本場ではもはやそれだけ(香港政府の批判)でも罪が問われるが、自分は自由(特に言論の自由)のために日本に来ましたので、この一線だけは譲れないです。

 

お互い、この浮世でもがきながら前へ進みましょう。