かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

ゲームをクリアする男、スパイダーマッ!

ネタバレありの感想です。

 

と、一気にクリアしましたね。寄り道をやりすぎて、なんか飽きてきたので、メインクエストに集中したら、Act 2からの展開がかなり面白くて、とくに終盤では博士がやはり…と思って、なんとか救いたかったこともあったけど…

ここまで可哀想なドクター・オクトパスはなかなかないと思いますね…たいていクター・オクトパスはデブでクレイジーのマッドサイエンティストとしか思ってないが(しかもスパイダーマンの敵としては雑魚系とのイメージ)。でもこのゲームの博士は本当に最初は良い人だし、ノーマンのせいで色々と潰されて、そしてどんどんおかしくなって…正直彼は悪くないと思った(真面目にパズルやれよとの感想もあったがw)…本当に可哀想と思った。でもやはりアメリカンヒーローでは、ヴィランを救うなんて無いんだよね…マーティン・リーのことも倒したらフォローもなく完全放置だし…ここだけはちょっと不満であった。

でもAct 2終盤からは本当に熱い展開が連続ですね。そこまではかなりの内容だが、ヴィランとのバトル、とくにエレクトロ・バルチャーと博士の戦闘は本当に超人アクションを楽しめるので、ぜひみんなはやってほしいんですね。たいていやっぱ、雑魚よりもヴィランと派手にバトルがしたかったんでしょ?

あそこはメインクエストが面白くて、なかなかやめられなくて、そのせいで睡眠も不足で、結局昨日は激しい頭痛になった…

ゲームとしてはああいうのは正しかったんだけど、まあ、体には悪いんですね…

なんか意外的にこのゲームはかなり話題になったみたいようで、本当にぜひみんなやってほしいんですね。日本ではPS4はある程度普及してると思うけど、本格的なAAAゲームを経験したユーザーはまだ少ない印象。PS4持ちでも、PS4はここまでできるか!とかと知らない人はたくさんいるようで。このゲームはかなりの良作だし、正直広がってほしい。

 

最近海外ではとくに、Single player game is dying(シングルプレーヤーゲームは死んでいる)と主張するやつ(会社、EAとか)が増えてるようだが、このゲームや『GOD OF WAR』が売れて本当にホッとしている。

マルチゲームはなぁ、他人の気遣いとかも考えないとだめだからやはり嫌ですね…ソロ・オフラインだといつゲームやるかいつゲームをやめるか、好きなタイミングで何をするか遊べるか自由だからストレスも感じませんね。オンラインだとそういうのできない(ゲーム配信をやめたこともこれが理由です…)。そもそもそういうの嫌だから現実からゲームに逃げたわけで…。ゆえにマルチ系はほぼやらないんですね…だからもしゲームが全部マルチゲームになったら、本当にゲーム卒業です。

ゆえにSIEは未だに頑張ってオフライン一人用のハイクォリティーゲームを作ってることを高く評価する。そして『GOD OF WAR』や『SPIDERMAN』が売れたことで、ぼくの仲間はたくさんいるようですね(´・ω・`)b

まあ…ゾンビは嫌だから『DAYS GONE』はさすがに無理だが

そもそも「死んだ」と主張するやつは、良いシングルプレーヤーゲーム作れないとこでしょ。

 

と、まあ、スパイダーマンクリアしたんだが、収集要素は基本やらないマンだからこのゲームはDLC配信されるまでは封印ですね。軌跡までなにをするか考えないと…

Marvel's Spider-Man

人気作品キャラのゲームは、その人気の高さのゆえによく悲しいことを産む。ほとんどの”キャラゲー”は、どんな出来でもキャラの人気でなんとかなるから、たいていは粗製乱造され、いつからかキャラゲー=面白くない、ハズレゲーと定着されてしまう。これは国内だけではなく海外でもそうであることに、スパイダーマン自身も例外はなかった。

この定律はPS3のRocksteadyのバットマンのアーカムシリーズの登場でやっと解放される。バットマンのアーカムシリーズの評価はほとんどゲーム自体の出来であってバットマンの人気ではない、むしろそのクォリティの高さのあまりに、ゲーム業界に置いてはバットマン=AAAクォリティといつの間にか定着されました。しかし、スパイダーマンは相変わらずアクティビジョンのおもちゃのままだった。

あまりにも出来が悪くとんでもないクソゲーと悪評された『アメイジングスパイダーマン2』から4年、スパイディはやっと晴れにハイクォリティーゲームの仲間になった。

開発は『ラチェット&クランク』のインソムニアックゲームズだから、しかもSIE主導だから、クォリティは高いと事前はある程度予想したが、やはりゲームの技術の高さに感動してしまう。グラフィックはもちろんだが、何よりこのグラフィックでオープンワールド、そして路面ではたくさんのNPCが歩いている、車が運転している。終盤ではさらにビルのあちこちでたくさんの敵が配置された。しかし驚くことにフレームレート落ちは一切しない。何こともヌルヌル。どこでもいつでも楽しいウェブスイングを楽しめる。この理想的なスパイダーマンゲームがやっと実現された、この違和感が一切なく、誰でも普通にスパイダーマンアクションを楽しめる凄さ、実はPS4の性能では普通じゃないけどさ。

もちろん技術の話ではゲームの面白さに繋がらないが、その技術の完成度の高さによって、スパイダーマンにあるべきアクションと動きが、誰でも簡単の操作で楽しめる。そしてこのPS4クォリティのグラフィックで気持ちよく体験できる。キャラゲーはやはり、その人気キャラになれること、演じること、動かすことが一番大事ですよね。Rocksteadyのバットマンのアーカムシリーズの成功のように、インソムニアックゲームズはみんなの夢を叶えた。そしてスパイダーマンをゲームのあるべき姿に昇華しましたね。

直前では『バレットガールズ ファンタジア』や『リトルドラゴンズカフェ』をやったので、そのクォリティの段違いはやはり歴然ですね。何よりもロードが短い。リトライとかでは微妙にロードが入ってるけど、全体を考えると全然気にしないレベルで、そこもまたすごい。チェックポイントも多いので、結局やられてもリトライはあまり気にしないこと。やはりロード時間は大事ですね。

ゲーム自体はごく典型のオープンワールドゲーム。メインクエストを進んで、マップに様々なサイドクエストや収集要素が用意され、そしてサイドクエストや収集要素などでレベルアップし、スキル、スーツやガジェットを解禁、強化する。うん、ゲーム内容自体はかなり普通、おそらく『アメージングスパイダーマン2』を綺麗にしただけとも言える、が、ゲームの完成度や出来が高いであれば、普通の内容でもある程度昇華されることが、このゲームで証明したね。

何よりメインクエストやキャラクターの描写はかなり映画的。スパイダーマンの映画を見て、動かすのような感覚。やはりシングルプレーヤーのゲームでは、ストーリーとキャラクターが何事よりも大事。とくに、スパイダーマンのゲームだけど、ピーター・パーカーの部分もかなり重点的に描写することが、『アメージングスパイダーマン2』との最大の差であろう。MJとの関係、メイおばあさんとの関係、博士との関係、そして登場はしてないがハリーとの関係なども、映画のように描く、ドラマチックで面白い。スパイダーマン・ピーター・パーカーの心境の変化をここまでよく再現することは、開発者のスパイダーマン愛をよく表現した同時に、このゲームはもはやただのゲームにとどまらず、本当にひとつ「作品」として仕上げられたんですね。そしてこれこそが、シングルプレーヤーゲームのあるべき姿です。

戦闘については、良く難しいと批判されたが、それはおそらくまだこのゲームの戦闘システムに慣れてないだけと思います。実際チュートリアルミッションでも数回は死んだが、それ以降はめったに死なないんです。確かに序盤のチュートリアルミッションがいきなりたくさんの操作を教えるのがちょっと不親切ですね、そこが不満点であること個人的にも同意だが、難しいというより慣れてないだけです。物語を進んで、様々なスキル、そして何よりガジェットが解禁されたら、どんどん、スパイダーマンっぽいアクション・戦闘をできるようになります。バットマンではカウンターメインだが、スパイダーマンでは回避(ドッジ)メインです。序盤では苦戦しやすいと思うけど、パーフェクトドッジの感覚を覚えたら、戦闘がどんどん楽しくなりますよ。かなり癖になりそうです。そしてスパイダーマンといえば、やはり格闘よりも、様々なウェブガジェットで敵をやっつけるほうが正しいだろう?このゲームでもこのことをよく表現する。硬い雑魚でもガジェットをうまく利用すれば簡単に片付ける。中盤以降になると、みんなもかっこいいスパイダーマンになれるから、むしろ難易度のバランスはうまいと言える。ただチャレンジクエストの難易度は、たぶんあれだけはゲームと言うよりランキング感覚にやらないとだめかもしれないね。あれだけはちょっと擁護できません。

ただのキャラゲーにとどまらず、一つスパイダーマンの作品として仕上げられた。グラフィック・技術・ストーリーはどれも高水準、誰でもヌルヌルスパイディアクションを楽しめる。そんなもの。日本語の吹き替えもかなりハイクォリティーで、キャラの性格をよく表現することも素晴らしい。敢えていうと、MJやマイルズのステルス部分はちょっとストレスが溜まるね。物語としては必要だろうけど、ゲームとしてはやって楽しいか?とちょっと疑問を浮かぶ。あとやはり収集要素はかなり前世代的、確かにそれぞれ専用台詞などは用意されてるが、やってることはそんなに変わらないから、いつか飽きるという感じ。でも、不満はたぶんそれぐらい。ほかはほとんど満足、しかもこのゲームの影響を受け、またスパイダーマンの映画を見たくなってきた。

あれ、これこそキャラゲーに必要なことでは?

ゲーム内容EXCELLENT システムPERFECT グラフィック&演出EXCELLENT サウンドEXCELLENT

EXCELLENT

『Marvel's Spider-Man』はアップデートでニューゲームプラス追加、Insomniac Gamesがコメント

Insomniac GamesはTwitterで『Marvel's Spider-Man』のニューゲームプラス(強くニューゲーム)モードを開発中とコメントしてた。おそらくこの前の『God of War』のような、解禁されたスーツやスキルが引き継いたまま、敵が強化され、新たなチャレンジやスーツやスキルが用意されるモードと思われるが、詳しいことは未だに不明。

Eurogamer

キムタクが如く

スパイダーマンのほうはもうすぐクリアなので(あとラスボスだけです)、記事はレビューとクリア感想にします。まあ、最近頭痛が多発するのはスパイダーマンのせいかもしれないが(今日も酷い頭痛があった…

 

と、昨日衝撃に発表されたキムタクが如く。最初に思ったことは、キムタクってジャニーズだぞ?肖像権がうるさいとこぞ?いいのか?実際SHAREは厳しいと思ったが、体験版ではとくに制限がないことは意外だった。

以前でも思ったが、アドベンチャーゲームに大物俳優を起用すれば、めちゃ話題になれるじゃないかな、バカ売れじゃないかな。ともちろん予算は厳しいだろうし、そもそもゲーム自体も有名じゃないと俳優は嫌がるだろう…となごっさんがこの思ったことをよく実現した…

と体験版は配信された。感想といえば、龍が如くそのまま。戦闘そのまま、マップそのまま、キャラの動きもそのまま。

なんだこれただの龍が如くじゃねえか

尾行とかチェイスとかいろんな探偵要素を体験版で用意されたが、チェイスはそもそも龍3と龍4にもあったよな…探偵だからアドベンチャーメインだろうけど、いきなりチンピラと戦闘した…結局、探偵版龍が如く。

何より舞台はなぜかまた神室町…。マップまで龍が如く6の使い回し。東京は神室町だけじゃないし、新規IPだから正直別のとこやMAPを用意してほしかった。これじゃ…本当にキムタクが如くじゃんか…

まあ発売が早いのも、使い回しが多いだからだろう…

良かったことは、探偵の雰囲気をはまあまあよく出している。あと主人公はキムタクだから、キムタクを動かすことも結構シュール。ラスボスは新しい地図の3人だったらパーフェクトだが。

ちなみに脚本は古田、龍0の。ここは期待できるポイントかも。

発売日で買うかどうかはまだ悩む。12月は現状かなりの激戦区になったし、なんとも言えん。

ラスレムがついに卒業…PS4版『THE LAST REMNANT Remastered』が12月配信

長い間に渡るPSのラスレムはいよいよ卒業となる。スクウェア・エニックスは本日、PS4版『THE LAST REMNANT Remastered』を12月6日で4298円、ダウンロード限定発売と発表した。

先月ではSteam版の配信が突然停止されたため、何かの動きが来るかと思われたか、やっとPSのラスレムが来ましたね…

公式サイト

「PlayStation LineUp Tour」での発表

大まかはこれぐらい

  • サプライズといえばセガ・名越氏からの新作『JUDGE EYES:死神の遺言』、主人公はキムタク。12月13日発売、体験版は本日配信予定
  • サイゲームスからの『Project Awakening』新作
  • 馬場氏からの新作、新規RPGでタイトル未定
  • FFCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCBリマスター
  • 『GOD EATER 3』12月13日発売
  • 『DEAD OR ALIVE 6』2月15日発売
  • サムライスピリッツ新作が2019年
  • 『レフトアライブ』2月28日発売
  • ガングレイヴ新作『GUNDRAVE GORE』