松之山へ
いつもの悪い癖で、またしてもめちゃ早い時間に出発してしまい、越後湯沢駅でほぼ1時間、何もなくただ無駄に時間を潰してしまった。松之山への行き方は基本、新幹線で越後湯沢まで行き、そこからほくほく線に乗り換えて、まつだい駅からバスを利用する形ですが、ほくほく線の本数はそんなに多くないため、新幹線の選びが重要です。

自分は不要な慎重さとトクだ値30の影響で、9:33に越後湯沢駅に到着。しかし、ほくほく線は10:41発なので、越後湯沢駅で虚無な時間を過ごすことに…。もっとも、去年越後湯沢駅を訪問したことがありますが、当時は冬のスキー時期でとんでもない混雑でした。それに比べて今は閑古鳥が鳴くレベルで、なんだか隔世の感がありますね…。
ともあれ、ほくほく線でまつだい駅を目指し、北口から出るとすぐバスが待機しています。松之山行きのバスは本数が多くも少なくもなく、他の地方と同じく1時間に1本程度。ただ、目の前に現れたバスは、いわゆる路線バスというより旅館の送迎車みたいな雰囲気。確か十日町発の便はよく見かけるタイプですが、あれは1日数本しかなく、平日は運行していない時間帯もある。つまり、こっちはほぼ利用者がいない前提の「バス」ですね…。実際、11:35発に乗りましたが貸切状態でした。

平日だから仕方ないとはいえ、なんとも言えないうら寂しさがありました。
手打ちラーメン 柳屋
パネル:◯(JazzVer1柱、デフォルメ1柱)
グッズ:◯(缶バッジ、アクスタ、御泉印)
祭壇:◯

ほぼ定刻通りに松之山温泉に到着し、時間は12時。事前に宿は15時チェックインまで入れないと分かっていたので、正直こんなに早く来る必要はなかったのですが、他に予定もないのでとりあえずのんびり観光することに。しかし、松之山温泉の規模は想像以上に小さい…。もちろん他にもありますが徒歩では厳しく、宿付近だけなら本当に徒歩5分程度で回れてしまうサイズでした。


ともあれ時間はたっぷりあるので、まずはランチ。事前調査でコラボ対応の食堂が2か所あると分かっていましたが、今回は2食付きの宿なので1か所のみ訪問。いろいろ考えた結果、定番らしいこのラーメン屋へ。

店内はそこまで広くなく、パネルや祭壇も一目で分かる配置。チャーシューラーメンと餃子を注文し、許可をもらって撮影もさせてもらいました。あまり深い交流はしていませんが、話してみるとママさんは温泉むすめにかなり詳しい様子。祭壇をじっくり見ていて「豊富の缶バッジがないな」と思い、そのまま持ってきたものを奉納したところ、すぐに北海道・豊富温泉だと見抜かれて「行ってきたの?遠いよ?」と一言。そこから話が広がり、ラーメン屋でここまで詳しいのは正直予想外で、「松之山温泉、只者じゃないな」と感じた瞬間でした。
十一屋商店
パネル:◯(大量)
グッズ:◯(缶バッジなど)
祭壇:◯(必見)

食事後、2〜3分歩くと今回の旅館が見え、その隣に温泉むすめ界隈では有名な十一屋商店があります。

よくある観光地のお土産屋ですが、とにかく祭壇の規模がすごい。店に入って右手を見ると、視界がほぼ全部「温泉むすめ」。しかもキャラごとに奉納品がきちんと整理され、それぞれ専用スペースが用意されており、さらに温泉の特徴まで書かれている。いろんな祭壇を見てきましたが、ここまで整然としたものは初めて。眺めているだけでもかなり時間が潰せるので、見学するだけでも十分楽しめます。
個人的には、どれが未奉納か一目で分かるので、奉納品選びにかなり助かりました。

ちなみに当時は気付かなかったのですが、2階ではカフェも営業していました。チェックアウト後、バス待ちの間にコーヒーでもと思って訪れたものの、その時間帯は営業していませんでした。松之山でコーヒーを飲める場所は限られているので、注意することです。
まあ、個人的に、コーヒーよりもカフェに専用パネルが設置されていたのに撮影チャンスを逃したのが、かなり悔しいポイントでした…。
里山ビジターセンター
パネル:◯(通常絵1柱、JazzVer1柱、駅員Ver1柱、デフォルメすみ塗りVer1柱)
グッズ:◯(大量)
祭壇:◯

チェックインまで2時間も余ったので、どうすればいいかと、十一屋商店の店主さんにおすすめされてこちらを訪問。結果は大正解でした。
基本は松之山の観光案内所のような場所ですが、小さなカフェや休憩スペースもあり、何よりこの温泉街で唯一、公衆トイレが利用できる場所なんです。ええ、かなり「緊急」でした。

店主さんはお姉さん一人でしたが、またしても温泉むすめに超絶詳しく、さらにぽかさんにめちゃ優しい方でした。なんと来訪するぽかさん一人ずつに専用の「カルテ(=来訪記録)」を用意している模様。自分にも「カルテ」が用意された…。とりあえず暇つぶしのつもりでしたが、店主さんとかなり雑談していました。

松之山のことはあまり詳しくないので、すみ塗りのパネルを見つつ、奥にある松之山棚美ちゃんのぬいぐるみがかなり汚れているのに注目して、「松之山棚美って美にこだわる設定じゃなかったっけ?」と聞いてみたところ、すみ塗りは松之山の新年の風習とのこと。(すみに)汚れてもいいぬいぐるみらしいです。

とても優しい方で色々話せて、落ち着く空間でした。なるほど、松之山温泉のぽかさんに人気なのも納得。確かにまた来たくなる温かさがあります。ただ、和泉屋さんは土日はどうしても高価なので、そこが悩みどころ…。

とりあえずここは合計3回も訪問。チェックアウト後のコーヒーもここで済ませました。
ちなみにグッズの量は半端ないので注意…最初はそんなに買うつもりなかったのに、ここで一気に破産しかけました。缶バッジの種類が本当に多い。
なお、祭壇は毎日ランダム展示形式だそうです。
和泉屋
パネル:◯(旅Ver1柱、JazzVer1柱、パジャマVer1柱)
グッズ:◯(御泉印、タオル)
祭壇:◯(現状奉納不可)

今回の宿。
まず宿六さん(おそらくオーナー)ですが、自分の会社の社長にめちゃ似ていてまず面食らった。そこまで会話はしていないけど、部屋に案内された際にパズル(後述)の話をしたら、結構ふざけたノリで返してきて、そこもそっくり…。なんとも奇妙な気分でした(苦笑)。
実は自分から見ると、日本人はわりと似ている人が多い気がします、だから顔で(日本人かどうかを)判別できるのかなとも思う。そんな自分は、喋ってボロが出ない限り、わりとよく日本人と勘違いされることもあるので、顔では判別しにくいタイプなのかもしれません。


さて、このコラボプランはいくつか部屋が選べて、当然ながら価格も部屋ごとに異なります。今回の洋室はいわゆる一番安いタイプ。それでも2万円ほど。タペストリーが多く飾られていましたが、よく見ると着脱可能なので、おそらく当日に配置されたものと思われます。あのパジャマおにぎりのパネルと一緒に。このパジャマおにぎりパネル、毎日SNSで宿六さんが朝食と一緒に投稿しているので、かなり印象に残る。実際、朝食には本当に塩おにぎりが出ます…。ただ、館内着は普通に浴衣なので、パジャマなのは少し違和感。

温泉むすめの祭壇は3階の大広間に設置されており、自由に鑑賞可能。ただし「祭壇」の展示スペースが無くなりと書かれた告知があり、奉納はできませんとのこと。ここは少し残念でした(よく見ると隙間がまだいろいろあるじゃないかーと自分の愚痴です)。


さて温泉。この旅館には5つの貸切風呂があり、空いていれば自由に利用できる方式。内訳は露天風呂が3つ、内湯が2つ。そして部屋ごとに温泉の方式も異なります。初日は松之山棚美ちゃんの石像がある内湯(古湯)を利用しましたが(石像は撮影可との案内あり)、こちらは循環ろ過あり。チェックアウト日の朝は露天の元湯に入りましたが、こちらはかけ流しでした。他の3つは今回は未利用ですが、元湯が一番風情があり、とても良かったです。


そしてこのコラボプラン最大の特徴が、ジグソーパズル。300ピースのパズルが部屋に事前設置されており、いわば挑戦状。完成するとポスターがもらえる仕組みです。せっかくなので挑戦してみました。普段は食後に温泉に入るのですが、今回はなぜか先に入っておいて正解でした。このパズル、一度始めると2〜3時間消えます。「よしやるぞ」と20時に始めて、「やっとクリアした…」と時計を見るともう23時。完全に時間を持っていかれました。温泉でのんびりするはずが、なぜかパズルと死闘する夜に…。ちなみにこのパズル、難易度が妙に高い。背景の解像度が低く、ピースを見ても「これどこ?」となるものが多い。黒っぽい部分も多く、位置特定がかなり困難。キャラ部分はすぐ終わるけど、残り2/3の背景で2時間の戦いでした…。
事前にビジターセンターで買ったジュースとお菓子がまさかの大活躍。完成した瞬間、疲れてそのまま寝落ちしました。

スタッフの方々も含め、温泉むすめに詳しい人が多く、2万円の価値は十分ある宿でした。次はパズル抜きで、普通にのんびりしたい…。
旅館明星
パネル:◯(JazzVer1柱)
グッズ:◯(御泉印)
祭壇:×
訪問失敗。
チェックイン後、荷物を置いて散策ついでに来てみたものの、なぜか中には入れるが無人(たぶん、当日に宿泊客がないからスタッフが来てないと推測)。パネルはすぐ見えましたが、無断で撮影するのもどうかと思い、そのまま退散。御泉印も購入できませんでした。
高橋組
パネル:◯(1柱)
グッズ:×
祭壇:×

建設会社ですが、なぜか事務所フロントに1柱が設置されています。訪問時に撮影OKとの許可をいただき、撮影だけして退散しました。
それ以外のところ
実は観光できる場所はあまり多くありません。


宿の奥に滝や薬師堂などはありますが、どれも決定的な見どころという感じではなく、正直そこまで面白いわけではないです。車があれば美術館などもありますが、徒歩前提だとかなり限られる印象。
全体的な規模感としては、湯原温泉でいうと砂湯からプチホテルまでの範囲くらい。そんなイメージです。
再訪したくなる温かさはありますが、宿がやや高めなのでそこは悩みどころですね…。
(続)