かりんちゃんの随心日誌

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兵庫県選挙

兵庫県選挙で、改めてSNSの力を示した。正直のところ、以前自分が懸念されたSNS、とりわけTikTokなどの問題がほぼ懸念通りに現実となっていうことが、悲しいというか、これもまた運命かなと嘆いていしまう。

もっとも、自民党などがSNSの脅威を軽視した結果ではある。このように一方的にSNSしか信用しない場面は、アメリカでも若い世代がこのようになっており、日本の官僚はどうしてこの状況を見て見ぬふりが出来たんだろうか。あるいは、こんな状況はアメリカだけであって、日本は決して再現されない、と油断したんだろう。でも、これこそ、日本に危機感がないと言われる所以ですよ。

そもそも、日本はここ数年、既得権益層などの闇がどんどん暴露されて、これがきっかけとなり、マスコミや政治への不信が一気に高まった。この流れによって日本も欧米と同じく、右傾化どんどん加速していくだろう。日本とアメリカの違いは、もはやトランプのようなカリスマ性リーダーが居ないだけであって、本質はほぼ変わらないかもしれない。

とくに、移民問題、LGBT、ポリコレなど、様々の遠因によって、極端化したリベラリズムに拒絶反応が出る人がどんどん増えていく、経済問題がきっかけでいずれ一緒に爆発するではないかと。

では、日本のトランプは生まれるだろうか。現状はまだそのような痕跡が見当たらないが、斎藤現象を見ると、おそらくトランプの登場はもはや時間の問題でしかない。世間はすでにそのような人物を探していると思います。

むしろ、日本のトランプがまだ登場してないことが、日本はまだ救えるということを示しております。でなければ、欧米のような分断は、止まらないだろう。


それで自民党はそれでも石破のままだと、党自体がどんどん崩壊するだけだろう。