驚かないことに、小池三選が確実。まあ、何となくそう思うだろう。なぜならば票が分散されて、小池氏以外が潰し合い、それでは小池氏が何もしなくても勝てるだろう。
ただ、蓮舫が3位ということに注目した。なんとなく今の日本はイギリスと重ねてるように見え、特に自民党はまるでイギリスの保守党みたいで、国民の不満と失望が広がっている。ならば労働党みたいに立憲も次が躍進するだろうか?蓮舫3位を見ると、それは多分ありえないと僕は思った。
労働党が勝てた理由は、労働党がいいというわけではなく、単純にイギリスではもう保守党にはうんざり、何回内閣が変わっても国がgdgd、結局何も好転しない、今回保守党の敗北は、イギリス国民の「もうお前らの顔見たくねんだよ!」という怒りだった。
では、日本もなんとなくそういう雰囲気になってる。少なくともこれまでの選挙でも、自民党は連戦連敗だった。そんなことで、次の衆院選は、自民党が厳しい状況に置かれるのはほぼ確実であろう。
しかし、労働党は何もしてないわけでもない。勿論、彼らは何も良い提案もしてないが、党首スターマー氏により、労働党の政治路線が左から中道寄りに舵を切った。たぶんこれが重要である、少なくとも労働党はこれでかなりの信用を勝ち取ったし、多くの保守党の票も奪えとった。
では日本はどうか。蓮舫がよりによって極左の共産党と組むことに。立憲も共産党と連携しようとしている。あくまで僕の観察ですが日本で「左」を嫌がっている人はかなりの数がいる。だから自民党が駄目だけど立憲がもっと駄目だと考える人がいまだに多く、今より議席は増えるだろうけど、それでも越えられない壁がある。
今回蓮舫が3位で、石丸氏すら負けることを見ると、ほぼ確信に変わった。なにせ、東京ではそれなりリベラル寄りなのにこの結果である。
結局のところ、まともな野党がないのが自民党の幸運、日本の不運。立憲がひたすら反与党ではなく、労働党みたいに中道左派路線に修正するほうが、まだ戦えるが、これでは駄目だな。
それにしても、石丸氏の躍進っぷりは驚くべきであり、参考すべきである。あれがもしかして、野党が目指すべき道しるべかもしれない。
と愚見でした。