かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

19890604→20230604

香港「最後」の天安門集会から3年。変わらない日本の平和、変わる香港の独裁、そして世界もいま、乱世の幕開けのような動きがあった。

 

今日の新宿では集会がある。行くと思う。いや、行かなければならない。自分のせめての最低限のできることだから。

 

香港「最後」の天安門集会は美しかった。しかし今の香港は、昨日の新聞を見ると、ヴィクトリア・パークで天安門の犠牲者を追悼するために1日禁食を掲げる二人の男女が、すぐさま20人の警察に包囲され、逮捕された。罪は「扇動」という。

また別の一人が、銅鑼湾で路上ショーをやろうとしたら、逮捕された。連れされる最中では「香港人怖くな!明日は64であることを忘れるな!」と叫んだ。

 

すでに追悼だけでも罪であった。たった3年だけで、香港は完全に変わっていた。

 

ただ、それでも僕は、人が自由を求める気持ちは、本能であることを信じる。かつて、香港の天安門集会ではよく歌う「自由花」という歌。「雨がどれほど激しく打たられようと、自由という名の花はそれでも咲くだろう」

 

毎年6月は、香港デモの時期に重ねて、感傷する日々が続いている。それでも、前進しなければならない。