かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

香港人の日本好き心理

今週では色々なニュースが入ってきましたが、香港の掲示板を覗いてみたら、一番盛り上がったのは、日本の入国制限緩和だった。

そして同時に、香港の政府高官はやっと危機感を覚えたか、それともシンガポールの追撃に耐えられず、か、ついに水際対策を緩和に踏み切った。

この2つ情報での結果は、香港の水際対策を緩和が正式発表される前に、ホテルなどの予約サイドでは、東京の閲覧数が650%以上増えたという、2位のバンコクの200%の3倍以上の数だった。

中でも、この2年コロナで貯めた金を一気に日本で使うという書き込みがチラホラと。

それほど香港人は日本のことが好きです。

 

まあ、自分も一応香港人なので、なんとなくその心理をわかります。なぜなのかわからないが、どうも日本は香港人にとって、何度旅行しても飽きないほど魅力的な場所です。

 

どうしてか、自分にもよくわかりません。しかしなぜか、日本にいるとめちゃ落ち着きます。あるいはアジアにおいて、唯一まともな国だからかもしれない。

あるいは、今の子供はどう考えているかわからないが、やはり自分のような70、80年代、90年代生まれの人にとっては、日本の文化、特にアニメが奥底まで刻まれた。だから今の日本が衰退だとか散々言われても、心のなかではやはり日本を崇拝している。

もちろん自分もそうなんです。だから未だにメイドインジャパンが至高だと考えているのです。

 

香港人が日本に行くと、東京大阪はまあそうなんだけど、何度も行き渡るマニアでは、基本穴場しかいかないのです。中国観光客のように、銀座辺りで高級レストランやショッピングモールで大金を落とすではなく(全く無いわけもないが)、何もない田舎で秘境を巡り合うのが好きのようです。だから散財は中国観光客ほどではないが、地方創生ではむしろプラスかもしれません。理由は、おそらく香港自体狭くて高層ビルばかりで、空気も汚くて緑が限られているから、この何もない緑が我々にとっては、「魅力」なんじゃないかな。

 

飛行機とホテルの相場は、おそらくこれからどんどん上がるだろう。旅行を計画するなら、早めに決断する方をおすすめします。