日本は現状果たしてヴィズコロナかゼロコロナか。外に出てくると、武漢ウイルスに気にする人は殆ど居ない、しかしもし欧米のようにマスクを外すと、やはり視線がとてつもなく痛い。そんな状況で最近は水際対策緩和のニュースが目に入った。予想できたことだが、やはりネットでは反対の声が割と多い。
果たして鎖国のままで良かったのか。そこで最近の香港とシンガポールを考えてしまう。
香港の水際対策は中国と同調でかなり厳しい、おそらく現状では日本よりも厳しい。しかしこれが原因で外資企業に嫌われ、香港からどんどん撤退してしまう。また、トランジットでも隔離されるおそれがあるから、最近ではアメリカがわざわざ名指し、香港に近寄らないでと強く勧告した。いくつ香港で実施予定の国際展示もキャンセルか、または別の場所に移転したという。
国家安全法ですでに人がどんどん海外(主はイギリス)に移民したが、この厳しい水際対策が、かつての国際大都会にさらなる打撃を与えた。
そこで漁夫の利を得たのは、シンガポールである。
水際対策を早くも欧米水準と同調し、人材を招くためビザを見直し、まるで香港を狙っているようで様々な施策を施した。結果的に香港から撤退した外資企業の移転対象となり、いくつの展示もシンガポールに移行した。この前では香港の親中議員が東南アジアで宣伝をし、シンガポールが「香港今の政策を支持するよ」とまで言い出したが、シンガポールの本当の狙いは何なんのか言わずともな。
もっとも、中国自身もゼロコロナに固執するあまりに、経済が破綻となった。その香港はいま、何でも政治正確(中国寄りの)を優先する現状(+親中派は国際よりも中国と通関を優先させるため)、同じように自滅の道を歩んでいる。
だからこそ、日本はこの中途半端なゼロコロナ寄りの現状は、果たして日本全体にプラスにはなるのか。個人的にわりと疑問と思う。
全世界を見ると、未だにコロナと騒ぐのは、中国香港マカオ台湾と日本のみである。
武漢ウイルスについても、そろそろ脱亜入欧を真剣に検討するべきではないか。
勿論、個人的に旅行先に騒々しい中国語が聞きたくないのも本音だが。