かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

ゼロコロナ随感

なにもない日常、香港の情報を追うと、どんどん過激になり、正直笑えたくて笑えなくなる。

何もかも、最近では感染者が爆発し、毎日では千越えになっている。そして、医療体制が崩壊していたという。ただ、医療体制を崩壊させたのは、武漢ウイルスではなく香港政権である。

実にいうと、最近香港政権が医療への予算はずっと変わらない。そしてSARSの出来事で感染者専用の病院を作ろうという計画はあったが、最終的に中途半端に終わった。とりわけ2019年のデモから、香港政権は警察への予算を倍以上に支給した一方、医療への予算を逆に削した、2020年武漢ウイルスが爆発したにもかかわらず。何も武漢ウイルス初期では中国との通関を中止させる、医師や看護師などのストライキ運動があったため、政権と医療体制の溝が更に深まり、お互い不信を招いた。

いまの香港政権は国家安全を至上命題にし、警察や新たに成立させた国安署の予算をがんがん増やす一方で、医療体制や現場の人へのサポートが全く無いという。ゆえに去年イギリスが移民の道を開放した途端、真っ先に移民に応募したのは、たいてい医療体制などのエリートであり、医療人材がどんどん香港から去っていく。

 

このようなことで、今日の香港の医療体制崩壊は完全に自業自得である。ただ、無実の一般市民が巻き添えを食い、正直ぼくを見ると馬鹿したくても心は複雑です。

 

ゼロコロナは、今では非現実であることを、香港いまの地獄絵図を見て改めて実感する。