かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

二つ事。

日本は最近では武漢ウイルスと五輪の話題しかないが、香港の状況はどうなるというと、実は二つことが起きました。

一つは「教協」が潰された。どんな組織なのかというと、香港における教師をサポートする最大のグループである。1972年あたりで成立し、香港の教育界ではかなり大きな影響力を持つ団体である。そんな組織だが、今までずっと民主派寄りなので、最近は中共の新聞紙に目をつけられ攻撃した。まさかそれだけで香港政府は関係断絶まで宣言をし(面白いことに、3、4年前の周年活動では、あの香港のリーダー林病月蛾が参加していたし、スピーチまでした)、この長年香港教育を支えた組織を違法組織まで追い込んで、つい本日ではやむを得ず解散と宣言した。

香港ではいくつの職業団体は民主派寄りで、教育はその一つです(ほかは法律、医学、社会福祉、そして、実はITもです)。リンゴ日報が潰された今、中共今やってることはおそらく残党狩りだろう。香港の民主派を徹底的に潰す構えです。そう、中国人相手に我慢や譲るなどは通用しません、我慢すると中国人はさらに威張るだけです(あなたは腰抜けと見下す)。中国人はそういう民族性なんですから、これだけ覚えてほしい。

これから香港の教育は洗脳教育に近いものになります。だからまともな親はどんどん海外、イギリスに移動するわけです。そもそも、親のできることは限られているし、子供に反抗期というものがあって、どれほど頑張っても、簡単に学校からの洗脳教育を解くことが難しいんです。

 

もう一つは、中国の反制裁法を付属文書三に加えることで香港でも適用するとのこと。これは大事です。海外企業でも適用されることで、香港で投資すると、アメリカに従うか中国に従うかどれしか選択できないことになり、企業に陣営選択の決断を迫られる。これだけは日本にも影響するので、おとなしく香港から撤退するか、アメリカと喧嘩うるか…

この時勢、八方美人はもう夢の話なんですよ