かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

シャドウ・オブ・モルドール

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今年のダークホース?

指輪物語のゲーム化はもはや珍しいものではないが、このPS4で新登場のアクションゲームは、あるいみ新ハードで新たな革新をもたらす。RPGと 思いきゃ、実はオープンワールドのステルスゲームであること。何より、このゲームのネメシスシステムは、あるいみゲームの新しい可能性を作り出し たかもしれません。

ひとつ言うことでは、自分はまだ本編クリアしてません。ただ既に8割を完成したので、ゲームのあらゆるシステムを体験しました。ただエンディ ングまだ見てないだけです。なぜ終盤で投げたのかひとまず放っといて、まずはこのゲームのシステムを語ろう。

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ここで再び強調するが、このゲームはRPGではありません。どちらかと言うと、『バットマン アーカムシティ』みたいなオープンワールドアクシ ョンです。基本、拡大なフィールドではあなた以外、敵しか居ません。一部のミッション以外、NPCは基本居ません。ステルス状態では基本の操作は「 アサシンクリード」シリーズに似てる、そして戦闘状態では「バットマン アーカムシリーズ」と同じ、カウンターを狙いずつ乱闘する。敵であるウル ク、カラゴルとグラウグはいくらヤっても特定なミッション以外では無限湧きです。

このゲームの特徴といえば「ネメシスシステム」、なぜこのゲームが高評価なのもこの「ネメシスシステム」。ちなみにこの「ネメシスシステム」 はPS3/360には搭載されてない、つまりPS3版はただの普通のステルスオープンワールドアクションで、やる価値がないということです。

なぜ高評価というと、メインの敵であるウルクは軍団制度を築き、その軍団制度の昇進などは時間と伴い変更し、さらにあなたの行動によって影響 される。しかもこの制度ではリアルタイムで敵のウルク全体を影響する。小隊長だろうと軍団長だろうと、それぞれ特有な強みと弱点があって、それを 利用してそのままそのウルクを潰すか利用するかあなた次第です。終盤では、あなたの能力ではウルクを味方にすることも可能(ブランド能力)。ブラ ンドされたウルクは、誰だろうとあなたの命令に応じる。つまりだ、ウルクの軍団長を全員自分のボディガードにすることは可能です。もちろん小隊長 をブランドし、彼を協力し昇進させるも可能です。あなたの能力でウルクの軍団制度を影響する、それが「ネメシスシステム」。

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もちろん、軍団長などを狙うには、まずは彼の手下からやるか、あるいは様々なミッションを達成しないといけません。そもそも「軍団長」なんだ から、簡単に接触できるものではない。また、小隊長以上のウルクを殺すと、彼から「強化ルーン」を入手できます。強いウルクほど強いルーンを入手 できます。ブランドするか殺すか、この選択もなかなか苦しいかもしれません。

このゲームはステルス重視で、対面バトルはおすすめはしない。状況によって乱戦は避けれないが、ほとんど無限湧きなので、面倒になる一方です 。仕掛け、敵の敵(例えばカラゴル)を利用、逃げながら戦うなど、様々なことを駆使し目的を達成すること。万が一、あなたが死ぬと、あなたを殺し たウルクは誰だろうと昇進するよ(彼はあなたのことを覚える)。

と言うとこのゲームはこの感じです。他は他のオープンワールドとそれほど変わらない。メインミッションをクリアしながら物語は進む。もちろん 寄り道ミッションもあります。しかしこのゲームで評価されたものは、ほぼこの「ネメシスシステム」というものです。ウルクは所詮畜生だから、頭が 悪いのでステルスはアサクリ以上にぬるいんです(彼の視線内で暴れだすとさすがにダメだが)。

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悪い点と言うと、物語は割りに地味、あとQTEが面倒。特に瀕死状態では、QTEを成功することで生き返るが、このゲームのQTE仕様はやりにくい 。また、敵は無限湧きなので、正直かなり疲れる。恐らく自分はステルスゲームあまり好きじゃないかもしれない。終盤でこのゲームのシステムを大抵 遊んだので、そしてメインストーリーを進むにはいくつ面倒なミッションをクリアしなければなりません、そのミッションはただ同じことを繰り返す( 軍団長をブランドする5回)。そこで飽きたので投げました。

評価されたのは「ネメシスシステム」、可能性を作り出したのも「ネメシスシステム」です。この「ネメシスシステム」は雑魚ウルクまで影響を及 ぼすから、そこが新しい。まあ、一つのシステムで成功する。このゲームはこのことね。

 

THE GOOD

+「ネメシスシステム」

+堅実なバトルシステム

+見事に指輪物語の世界観を再現したグラフィックと雰囲気

+突破口は一つだけではなく、戦闘の自由度が大きい

 

THE BAD

-QTE

-敵の無限湧きはあるいみ疲れるもの

-評価できるのは「ネメシスシステム」、逆に言えばそれ以外は普通であった

ゲーム内容:24/30 システム:28/30 グラフィック&演出:16/20 サウンド:8/10 ボーナス:7/10

83/100

シャドウ・オブ・モルドール(初回生産特典:ダークレンジャーパックDLC ダウンロードコード同梱)

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