かりんちゃんの随心遊戯日誌

ゲームの日記、たまに政治の話、香港の話

E3感想

今年のE3はほぼ終わりました、いかがでしょうか。一日とはいえ毎年もこのように深夜に起きるなんて正直つらいんです、もう歳なんだからこれから何年続けるかわかりませんね。でもゲームは好きだから、とりあえず頑張りますね。

今年の感想は、本当に海外は”既にPS4に移行した”と実感した一年。PS4のタイトルががんがん発表されましたし、今世代独占のタイトルもかなり増えたんです。PS3もPS Vitaも出番がない、役目が既に終わったという、日本市場だけ見ると実に不思議な光景ですね。でもこれが世界のゲーム市場です。PS4世代が本当に飛び出した、盛り上がっている最中で、これからさらに飛躍する世界です。こうしてみると、日本市場は本当になんか悲しい。正直ぼく自身は和ゲーの影響で日本語を勉強し、日本が好きになった、ゲームが好きになった。しかし最近の和ゲー、と言うか日本市場全体は本当に”がっかり”しか感想がないんです…。世界がPS4に既に移行した今、日本市場だけはPS3に篭り、携帯機に篭もり、さらにスマホに逃げた。大手のEAやUBIはともかく、海外のインディーズすら負けた。『No Man's Sky』を見ると、なんで日本は最近こんなクォリティのゲームすら作れないのか…。PS3世代での技術差が、今世代が既に挽回できないほど大きくなっているのか。そんな中、フロム・ソフトウェアさんの『ブラッドボーン』はひとつの光であった。このタイトルを見て、「日本はまだ希望がある」という光。E3で大きな話題を呼んだ和製タイトルはこれしかないんです、ですがちゃんとまともなゲームを出せば、やはり日本ゲームはまだ居場所がある。そこでSCEJAは本当に頑張って欲しい。あなたは牽引役ですから。

今年のE3で最も印象に残ったのは、『ファークライ4』の象さんです(笑)。いや、でも、動画のことを言うと、やはり『アンチャーテッド4』と『バットマン アーカムナイト』です。『アンチャーテッド4』の動画は短いんですが、既にノーティドッグはもう別レベルと感じた動画です。『バットマン アーカムナイト』はなんだか、やはり今世代には夢がある、なんでもできるというインパクトがあつた。オープンワールドであそこまで作りこんだのは本当にワクワクしています。早くほしいんですね。

ほかでは『ウィッチャー3』、『ブラッドボーン』など、今世代のみのタイトルです。縦マルチではなく、今世代独占のタイトルは、クォリティが別格とこのE3で改めて実感しました。まあ海外では一部の縦マルチは、旧世代のPS3版は別の会社が移植担当のケースも多いんですけど、きちんと今世代のみ努力するゲームは、やはり好感を持ってますね。

SCEのプレスカンファレンスは、PS3は勿論、Vitaですら切ったのは、個人的に賛同です。海外はもうPS Vitaに居場所がないんですから、PS4のみ紹介のは正しい。正直途中のティビティビ時間も切ったほうがいいと思います。最初は怒涛の勢いでゲームを紹介したのに、なぜ終わるまでずっとあの感じでやらないのか、少し残念ですね。

このE3の『ブラッドボーン』のお陰で、今年TGSに行く理由が出来上がりました。正直発表された瞬間まで、PS4和ゲーの試遊はほぼないし、なにしに行くだろうかと、ずっと悩んでましたが、これでスッキリしましたね。まあこれからほかの和ゲーも発表されるとハッピーなんだが、ほかの和サードは本当に縦マルチぐらいやって欲しいんですね。洋ゲーはもう今世代のみで縦マルチを切って欲しいんだが、和ゲーは縦マルチぐらいやって欲しい。Vitaと同じように、縦マルチだけ対応すれば、日本のPS4市場は少しずつ大きくなるだろう。PS3はこれから衰退する一方ですし、PS4までダメだと、日本サードは本当にCSを見切るつもりかい?

今年のE3を見ると、ほとんどの大作は2015年だから、PS4の本格化はたぶん2015年ですね。今年はまだまだ成長期だが、このE3を見ると、PS4の未来は明るい。